京都の悲劇!!!
今だから言えることですが、何ヶ月も前から、
体張って京都公演を担当してくださっていたプロデューサーは
肺癌の恐れがあり、手術を余儀なくさせられる運命にあります。
本来ならば京都の街中に我々のポスターを貼ってもらい、
フライヤーを設置していただき、
TV、ラジオ、新聞などなどのマスメディアによる報道を固めてもらい、
大入りの会場で演奏する予定でしたが、
実際にはそれどころではありませんでした。
彼自身、病院のベットでポスターを作成し、
フライヤーを病院から郵便で送付するのが精一杯だったようです。
したがって、死の宣告をされたも同様のプロデューサーを労わりながら、
彼の安否を気遣いながら、私自身が殆どの作業を自らこなさねばならず、
このツアーにおいては精神的にも肉体的にも大変な苦労をしました。
それでもお陰さまでプロデューサーは一命を取り留め、
ツアー期間中のみ運良く外出許可をゲット、
コンサートは無事開催されました。
彼は現在、手術の為再入院し、人生の分かれ目に直面しております。
以前にも北海道ツアーで、イベント企画者が突然入院し、
予期せぬ負担を課されたことは御座いましたが、
マネージメント業務のみならず、
私は自ら司会をし、歌って踊る立場ですので、
現地の方々のご協力が得られないというのは非常に辛いところです。
よく『知力、体力、時の運』と言いますが、正にその通りですね。
何事にも屈しない強い精神力と
ちょっとやそっとじゃへこたれない体力を有し、
尚且つ、自分の運を切り開いていけるだけの
逞しさを備えていく必要性がある。
こういった不運でさえも自分という人間をプラス方向に変えていく
糧にせねばならないのだと実感した次第です。
窮地こそが人生最大のチャンス、最も飛躍できるとき。
自分に与えられた苦しみ悲しみの全てに感謝しながら、
日々前進するのみです。
何事も人任せにしない。
自分自身でできる限りの努力をし、最善を尽くすために葛藤する。
このような人生の素晴らしさを心から噛み締めることができたのが
今回の京都公演でした。
与えることができる人間に人は自ずと付いてくる。
優しさ、強さ、逞しさを自分が持ちうる最大の魅力としてアピールし、
これからもステージの上で表現できれば幸いです。
人生のどんな悲劇も喜劇に変えて、舞台の上でそれを演出していく。
『ショウほど素敵な商売はない』!!!
自分という人間が醸し出す愛と夢と希望に満ち溢れた世界を
より多くの人々に届けることができれば私はこの上なく幸せです。
そして、出会った全ての人々がこの想いを共有してくだされば
尚、光栄至極に存じます。
プロデューサーの早期回復を祈って・・・
裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:10/05 23:51 最終更新日:10/05 23:51
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