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一般的に前世は誰にでもあり、悟りを啓いた段階で
魂の輪廻が終了するとみなされているが、
実際に前世・後世の存在を科学的に証明することは難しい。

前世療法では催眠術などを使用して、
潜在意識の中に眠る事項を呼び起こさせるが、
クライエントが語っている事柄と前世との繋がりを証明する方法は
全く無いと言っても過言ではない。

人間はこの世で最も込み入った頭脳を持つ生き物で、
その思考回路はどんなに優れたPCでさえ解読できない程、複雑である。
人間には『顕在意識』と『潜在意識』の二つの意識が御座いますが、
日常生活で使われている前者で脳の5％〜7％、
その残りの後者は93％〜95％にも上ります。

つまり、人の『潜在意識』の中に存在する情報量は計り知れないということです。
そこには『感情』、『意識』、『記憶』、『能力』をはじめとする
ありとあらゆる観念、及び概念が潜んでいます。

人間ならば誰にでも隠したい過去がある、辛い現状がある、死への恐怖がある。
それらの想いを少しずつ解決していくのが思想であり、宗教であり、
前世療法であるのだと私は考えます。

私には人には上手く説明できない『窒息症』という症候群があります。
普通に生活する上では、何ら支障はありませんが、人世の節々で苦しむことがあります。
そこで私は自分の記憶を自分が生まれるずっとずっと前まで戻すのです。
『私の前世はクレオパトラ、それ故に人を支配する力が強く、多国籍語を操ります（笑）。
首に巻いたコブラのせいでか、未だに窒息症で首にマフラーを巻いたり、
顔にタオルを被せたりすることができません』と。
そして、『前世のせいでか、自殺願望が非常に強いので、
窒息症はあって調度良いのです。
この苦しみは私が自殺しないようにと引き留めてくれている唯一の鍵なのです』。
簡単に申し上げますと、これが前世療法の仕組みです。
すなわち、過去のある地点に存在する別の人間に自分を結び付けることにより
数々の苦しみを減少させ、多々の困難を乗り越えていけるよう施すのです。

この世にはまだまだ立証できない不思議が沢山ある。
いずれにしても、自分の魂を向上させ、
より良い未来を創造していくことは非常に大切、
信ずる者は救われる。
私の霊的研鑚生活はまだまだ止まることを知りません。
真実は誰のみぞ知る？？？これぞこの世の七不思議！！！

裕美・ルミィヤンツェヴァ