ナザレの7月9日
昨日は私の特別リクエストでアレェクスェイが
Ernesto Nazareth の 『Nove de Julho』
というアルゼンチン・タンゴを弾いてくれました。
ナザレ自身がブラジル人ですので
もう一つの有名曲『Plangente』に関しましては
ブラジリアン・タンゴと解説して妥当と思いますが、
こちらはわざわざ Tango argentino と明記がある模様、
アルゼンチン・タンゴが正しいようです。
ノーヴィ・ジ・ジューリョとは7月9日、
アルゼンチンの独立記念日を指しているのです。
因みにこの曲はナザレの友人、アルゼンチン出身の画家、
Gasper Coelho de Magalhaes (1886-1947)に捧げられたそうです。
ホ長調のゆったりとした曲調はハバネラ風、
途中で嬰ハ短調に変調する所がまたまた魅力的、
哀愁漂う美しい旋律が非常に印象深い。
是非、是非、お聴きあれ!!!
めでたし、めでたし!!!
裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:08/22 04:59 最終更新日:08/22 04:59
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