プッチーニの作品
プッチーニは学生時代に書かれた幾つかの器楽曲と宗教曲を別にして、
オペラの作曲に余念がなく、
現在頻繁に演奏されているのもオペラが中心。
音楽史上の位置付けはヴェルディ亡き後、
19世紀末から20世紀初頭のイタリア・オペラに於いて最高の作曲家。
出世作の『マノン・レスコー』を皮切りに
『ラ・ボエーム』と『トスカ』を次々に成功させて、
オペラ作曲家としての地位を確立。
続く『蝶々夫人』では初演の評判は散々だったものの、
徐々に評価を高め、今日ではプッチーニ、
及びイタリア・オペラの代表作とされている。
プッチーニの音楽はイタリア・オペラの伝統にのっとり、
劇的な展開と緻密な描写的表現、
その為に繰り出される転調や
オーケストレーションの豊かさが特徴的だが、
とりわけ旋律の忘れがたい美しさは特筆に価する。
プッチーニの旋律はしばしば息が長いにも関わらず、
覚えやすく、しかも口ずさみやすい。
しかも、取って付けたようなぎこちなさが全くなく、
自然で滑らかに流れていく。
この為、クラシック音楽やオペラの初心者にとっても、
プッチーニ作品は親しみやすく魅力的である。
確かに覚えやすい旋律かも?????
これぞこの世の七不思議!!!
めでたし、めでたし!!!
裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:01/29 20:57 最終更新日:01/29 22:47
1件のコメント
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2009年01月29日 22時47分50秒
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実は彼はイタリア印象派の最初の人です。オペラなので余り作曲様式が注目されないのですね。ドビッシーと同じテクニックなのですが!