ドヴォルザーク、その他の作品
●交響的変奏曲 作品78、B.70
1877年に作曲された作品で、
ブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」の影響が
指摘される作品。
しかし、その変奏曲は民俗色の豊かな作品で、
多彩な変奏技法が凝らされた
ドヴォルザークの変奏曲中最も優れた作品である。
初演は、1877年12月2日、
ルデヴィート・プロハースカの指揮により行われた。
●3つのスラヴ狂詩曲 作品45、B.86
【1. ニ長調 / 2. ト短調 / 3. 変イ長調】
1878年の作品。
いずれも民謡風の素材を活かした舞曲風の作品。
特に第3番が有名であるが、
これは指揮者ハンス・リヒターが好んで採り上げ、
ヨーロッパ各地で演奏した事による。
●チェコ組曲 ニ長調 作品39、B.93
伝説曲 (Legendy) 作品59、B.122
全10曲【1. ニ短調 / 2. ト長調 / 3. ト短調 / 4. ハ長調
/ 5. 変イ長調 / 6. 嬰ハ短調 / 7. イ長調 / 8. ヘ長調
/ 9. ニ長調 / 10. 変ロ短調】
交響曲第6番の完成直後、
1881年初めに作曲された4手ピアノ用作品 (B.117) を
同じ年に管弦楽用に編曲したもの。
原曲はエドゥアルト・ハンスリックに献呈された。
各曲に特別な伝説や詩物語があるわけではない。
4手ピアノの作品としては、
2つの「スラヴ舞曲集」の間に書かれている作品であることから、
「スラヴ舞曲」で描ききれなかったスラヴ的なもの、
メランコリックな気分や神秘的なものへの傾斜、
深い情念の世界を描きだし、
舞曲集を補完するものと位置づけられている。
●スケルツォ・カプリチオーソ 作品66、B.131
1883年4月から5月にかけて作曲された作品で、
1883年5月16日にアドルフ・チェフ指揮の国民劇場管弦楽団により
初演された。
指揮者アルトゥール・ニキシュが賞賛し、
演奏会で度々採り上げ有名となった。
●アメリカ組曲 イ長調 作品98B、B.190
●弦楽のための夜想曲 ロ長調 作品40、B.47
実に沢山の曲を世に残しておりますねぇ。
私の研鑽生活は今日も続きます。
今日も一つお利口さんになりましたとさ。
めでたし、めでたし!!!
裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:02/19 04:43 最終更新日:02/19 04:43
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