とっち〜(Totti+81)さん
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お久しぶりです。昨日、神宮の野球の試合の応援に行って、炎天下の中5時間も座っていたら、頭がくらくらしてきて、今日もまだ具合が悪いです。
明日、仕事なのに大丈夫かしらと言う感じです。
muse友達の方の展覧会もいけずじまい。
早々過日モディリアーニ展行ってきましたが、どうもあの渋谷の美術館はよくないです。絵を鑑賞する場所ではどうみてもないと思います。
それで、坂本さんの作品はよいですね。是非、実物をみたいけれど、東京では可能なのかしらね。
高橋アキさんは、実物を見たことがありません。
最近、美術館でのコンサートがはやっていますね。
上野の国立博物館でも、簡単なオペラとかもやっています。結構、盛況みたいです。
元気になったら、日記書きます。
2007年06月03日 20時44分49秒
大丈夫ですか。炎天下の応援はそれ用の体力が要りますからね。十分休んで下さい。
僕、15年ぐらい夏山登山をやってたんですが、あの頃の体力がないと日中のスポーツ観戦など無理でしょうね。
Bunkamura ですか。行ったことないけど、行ってみたいとは思ってます。あの辺りも、随分変貌したのでしょうね。
モディリアーニ展は次は札幌ですね。大阪には9月のようです。そう言えば何ヶ月か前に、ピカソなんかと一緒にモジリアニも見た記憶があるなぁ。梅田か中之島でエコール・ド・パリ展でもやってたのかな?行ったのに覚えてない...(^^; boketa ka
坂本泰漣氏の個展は銀座のは終わってて、今年は他にないようです。
でも、毎年4月頃、銀座7丁目の画廊宮坂でやるみたいですね。
ここの画像は小さいけど、雰囲気は実物に近いですよ。真ん中より下。
つ http://www.gaden.jp/ex_but/2006/0604c.html
内緒でしばらく貼っときます。フライヤーの画像。=^.^=;;
Mac 上では現物に近く見えるように補正しました。クリックで大きくなります。
坂本さん、ごめんなさい。m(=_._=)m
2007年06月03日 22時32分23秒
フライアー凄いわ。惹きつけられますね。
高橋アキさんのHPみたけれど、凄く顔が柔らかい表情になっていますね。なんだかわからないけれど。
亡き王女のためのパバーヌをどう弾いたのかしら。
個性的な感じかしらね。なかなかあの曲は難しいところがあると思います。
ストラビンスキーのタンゴは、好きです。あまり聴く機会がないですね。
9月に東京でやるみたいなので、行ってみます。
サチィも一時、どこもかしもで流れていたけれど、最近はあまり耳にしなくなりましたね。
2007年06月03日 23時31分02秒
深夜なのに来てくれたんですね。早く寝て体力を回復させて下さい。(^^;;
坂本泰漣氏の作品は半立体とでもいうべきか。土台はカンバスではなく、木の枠に何かの板を貼付けたような感じでした。カンバスをそのまま使ってるようには見えませんでした。ポスターを貼るのにティーンエイジャの頃工作したものと似てましたね。僕は木の角材を組んでベニヤ板を打ち付けましたが。友人が手法を教えてくれたんです。
その表面に、厚紙かなにかを不揃いの長方形に切り取って、段々に重ねてあるんです。そこに和紙を様々な重ね合わせ方で貼っている。
だから、実物はかなり複雑な表面構造をしており、深みのある光を反射するんです。貼った厚紙の淵は、照明に応じて細い陰影を付ける。黒い細い線が現れるんです。和紙と絵の具か塗料を使った多重の『白』がふくよかな光を放つので、黒の陰と影の鋭さが和らげられる効果もありましたね。
そうした白の上に、赤や朱、オレンジ、黄色が、手作業の幾何学模様として重ねられている。ドリップや細く鋭く走る線もある。青などの寒色も使われています。
とてもセンスがあるし、軽やかさの中に深みもある。良い作品群だと思います。
坂本氏は広島出身で津に在住、しかも愛知かどこかの美大なので、知名度が伸びないのでしょう。ちょっと惜しい作家ですね。自分のホムペを持てば良いのに。
鋭く現代美術を切り開くタイプでは無いけれど、モダンなマンションや民家から古風な一軒家まで、あるいはオフィスや応接室から喫茶店やショットバーまで、人が談笑したり集う場所にとても似合うと思います。クールに仕上げず暖かみを湛えているところが良い。
下手なモダン気取りや、ポストモダーンごっこの作品よりよっぽど良いですよ。洗練されてます。この種のこのランクの作家で、いい人って少ないと思います。妙な臭みがあったり、軽薄すぎたり、何とか会系なのか妙に流派的に固まっていたり、閉鎖的な作品が多いんですね。
これはかなり開放的です。感覚的なバランスが非常に良くて、安心していられます。
そうした作品群が広い白っぽい壁の部屋の、眼の高さにぐるりと一周して展示されてるんです。大きさもいろいろ。
最小のはハガキサイズのが、何点ぐらいかなぁ、100点以上あったかもしれないけど、縦横に揃えてグリッド状に展示されてました。非常に丁寧な仕事ぶりです。
大きいのは1.5×2mぐらいとかがありましたけどね。
傑出するタイプではないし、その方向性も持ってない。でも良い仕事をしています。職人タイプでしょうか。もっと評価されても良いと思います。
2007年06月04日 01時14分01秒
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略さずに言うと「高橋アキ、シャガールと同時代の作曲家の小品を弾く」ですけど、短くしても意味は通ります・・・かもね (^^; 。シャガール展をやっていた三重県立美術館のエントランスホールでのコンサートです。5.26(土)にあったのに事情でアップが遅れてしまったけど、貼っときます。
高橋アキさんは現代音楽の奏者として著名です。学生時代には、リサイタルや現音プログラムの中で、彼女のピアノをよく聴いたものです。LPやCDも何枚か持ってます。アキさんは当時の現音好きの学生には憧れのピアニストでした。外見のように、クールで理知的な演奏です。
全席自由の250席は5月上旬には完売でした。当日、立ち見席を50枚販売するとの情報を得て早めに行きました。一抹の不安があったのですが現地はずいぶんのんびりモードで、いくつかの展示室を回る余裕があったほどです。
立ち見席には2階への階段が当てられました。途中で席数を増やして階段の観客は減ったけど、せっかくの機会なのでそのまま階段で聴いていました。
曲は、サティ、ドビュッシー、ラベルといったフランスの小品が前半。後半は著名な作曲家のタンゴが中心でした。サティ、ミヨー、ストラヴィンスキーまであります。他にモンポウとヴィエネ。
僕の位置では、前半は音がこもりがちでしたが、後半はクリアになってきました。前面がガラス張りで、明るいうちから演奏が始まったため、気温が影響したのかもしれません。
昔より、しっとりした演奏に聴こえました。ただ、期待した『お前が欲しい』ではテンポを大きく波打たせていたのですが、意図が分かりませんでした。僕はこの曲については、踊れるような歯切れの良い演奏が好きなのです。お兄さんの高橋悠治氏のLPでのテイクが、情熱的でもあって一番好きですね。昔のことだけど、生でもご両人の演奏を聴いてます。兄妹聴き比べは大分やりましたね。
僕が聴かなくなってからのコンサートでは一般的なのか、CDの展示即売をやってました。現代曲はケージぐらいで、ハイパー・ビートルズとか、彼女が力を入れているらしいタンゴとかしかありませんでした。
結局、CDを買えばサイン会に参加できるのに釣られて、タンゴを1枚買いました。もちろんサインもしてもらいましたよ。年甲斐もなくミーハーしてしまった。(^^;;;
アキさんは相変わらず素敵でした。とんがった部分は丸くなっていたかもしれませんが、歳月が経ってもそのままのアキさんです。
ところで、シャガール展には2〜3良いのがあったけど、別室でやってた坂本泰漣氏のモダンな作品の方に惹かれました(末尾URL参照)。和紙を貼ったりして多層的に作られており、レリーフのような印象です。
背景が暖かい白になるので、原色に近い暖色群や寒色がマイルドに見えます。本来クールになるべき作品が柔らかくなっており、広い展示室までが、白っぽい壁にもかかわらず眼に優しい光の部屋に変貌していました。
シャガールより、こちらの方がこの日のコンサートに相応しく感じました。
【メモ1】プログラム
<第1部>
エリック・サティ
ジムノペディ第1番
グノシエンヌ第3番
サラバンド第3番
ジュ・トゥ・ヴ
クロード・ドビュッシー
前奏曲集第2巻より
霧
風変わりなラヴィーヌ将軍
月の光がふりそそぐテラス
ベルガマスク組曲より 月の光
レントより遅く
<第2部>
モーリス・ラヴェル
亡き王女のためのパヴァーヌ
古代のメヌエット
フェデリコ・モンポウ
風景
1.泉と鐘 2.湖 3.ガリシアの荷車
エリック・サティ
タンゴ(『スポーツと気晴らし』より)
ダリウス・ミヨー
フラテリーニのタンゴ(『屋根の上の牡牛』より)
ジャン・ヴィエネ
タンゴ
イゴール・ストラヴィンスキー
タンゴ
【メモ2】
三重県立美術館ミュージアムコンサート 高橋アキ ピアノコンサート
シャガール展によせて シャガールと同時代の作曲家の作品を中心に
http://www.pref.mie.jp/TOPICS/2007010421.htm
高橋アキHP
http://members.jcom.home.ne.jp/akitakahashi/
各地でかなりのコンサートをやってるようなので、また聴きに行こうと思います。モートン・フェルドマンを聴きたい。
坂本泰漣:画廊宮坂HP
http://www5a.biglobe.ne.jp/~miyasaka/garou/sakka_f...
実際の作品は、はるかにくっきりはっきりしていて綺麗なので、この写真の出来は残念です。
現代音楽 古楽 作曲家 ヴァイオリン(バイオリン) ピアノ