九尾さん
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このブログ（日記）へのコメント
パイロットの譜面、見てみたいですね!?
2011年02月22日 22時02分56秒
けんすけさん
コメントありがとうございます。
パイロットに譜面あるんでしょうかね？
「ここで右旋回するべし！」とか指示されていたりして・・・。
2011年02月22日 22時33分31秒
うは（；゜０゜）
これは凄い！
とりあえず、疾走感があるのはわかりました。
変な扉が開くというか、空間がよじれてどこか異次元と繋がりそうな感じですね。
夢の世界を再現したのですね、なるほど。
私、これ嫌いじゃないです。
(好きと言えるかはまだわかりませんが)
レゴの写真も良いですね。
誰も見てないと悪いことをする…
思い当たる節がある…( ；´Д｀)
でも私も時間を持て余すのは避けてます。
というか、やりたい事が多くて時間が足りないのが現状です（−＿−；）
2011年02月22日 23時04分28秒
これはケルンとかボンのオペラハウスでやろうとしたら財源不足でできなかったのですね。何しろ作曲者は本当にへりコプター4台飛ばさないと駄目だとがダダをこねるものだからとんでもない費用がかかるのです。もう死んだから良いでしょうと思っていると彼の2人の最後の奥さん達が猛反対するので手がつけられないのです。会場の聴衆はヘリコプターは見えないので録音でも良いのです。
今年はケルンのオペラで最後の「日曜日」を世界初演します。最初は第一部と二部を分けて別々にやってから復活際に全曲を通してやります。チケットの値段も普通でなくて最低五十数ユーロ！何にそんなにかね使うもんだか？それでも去年『クラング』全部行ったので今年も行ってみようかな？
2011年02月23日 07時04分42秒
えまーるさん
この曲がお嫌いでなければ、前衛音楽もある程度は大丈夫ですよ。
前衛作品は結構「異次元の世界じゃ〜」という感じの曲が多いです。
今度、同じくシュトックハウゼン作曲の、三群のオーケストラの為の｢グルッペン｣でも紹介しましょうか？
オケがどこまで非音楽的な音を出せるのか、思い知らされます。人によっては頭痛がしてくると思うので、オススメはしませんが・・・。
Shigeru Kan-noさん
流石にお詳しいですね。オモシロ裏情報ありがとうございます。
長くなるので本文では触れませんでしたが、「ヘリコプター弦楽四重奏曲」は、オペラ「光（1週間の7つの日）」の中の「水曜日」の一部です。
「光」自体も、全曲で２８時間ほど掛かる（らしい）トンデモオペラだとか・・・。
2011年02月23日 19時33分40秒
ここは元々シュトックハウゼンのお膝元なのでそういう情報は腐るほどあります。僕も昔のフランクフルトの指揮者のコース以来死ぬまで彼には付き合いがありましたね。最後に会ったのが彼のケルン大学でも特別講義でした。
ただに未だにクルテンには行ったことがないですね。他の取巻きマニアの日本人が熱心に通っていたのでわざと行かないのです。
2011年02月23日 21時30分58秒
タイトルを見た時点でシュトックハウゼンネタなのが分かりますね。何せヘリコプターと言えばこの人しかいませんから(笑)
僕の友人で現代音楽が大好きな人がいるのですが、彼からもたまにシュトックハウゼンの話を聞きます。
ヘリコプターは単独じゃなくてオペラの中の1曲なんだと友人から聞いて初めて知りました。
たぶん僕のような素人にはついていけないほどぶっ飛んだ構想があったのでしょう。
2011年02月24日 14時28分19秒
彼は最後まで前衛で、時々突拍子もないことを思いつくのです。
もちろんオペラの中の1曲です。火曜日だったか水曜日だったか、マニアの連中は良く知っています。でも予算が高くつくのでおいそれとはやっていられないのです。楽器奏者まで暗譜を要求して舞台に出しますからね。他の仕事でも忙しい楽器奏者はみんな嫌がりますね。
2011年02月24日 18時03分30秒
TKNさん
流石です。そう、ヘリコプターと言えばこの人でした。
私もオペラの一部であることを知ったのは、つい最近です。
普通のオペラとは大分異なるみたいですね。
Shigeru Kan-noさん
突拍子もないことを思い付くだけに止まらず、実行してしまうのが天才（？）の所業ですな。
2011年02月24日 19時00分19秒
とにかくカールハインツはカネがかかりすぎるんでみんな困っています。
あのオペラ全7曲やると100億円以上かかるんだよね。
2011年02月24日 19時44分19秒
ひゃ、ひゃくおくえん・・・。そりゃ、演奏するのは難しそう。
でも待てよ。
一瞬の芸術作品である打ち上げ花火だって、一発１００万円以上するものがあるのだから、２８時間掛かる芸術作品ならそれ位しても不思議ではないのか。（←無茶な理屈）
個人的には、（金銭的にも）演奏出来るからこその音楽だと思いますけどね。限界がある中で、どこまで表現出来るか、が大切だと。素人考えですが。
何にしろ、芸術は（金銭的にも）爆発ですな。
2011年02月25日 19時40分53秒
どこかが出してくれるならばね。今回の「日曜日」もケルンの市役所の予算難で頓挫しそうになったのです。だからすべてのチケットが50ユーロ以上になったのか？聴衆に負担させるとはなんと不届きか？我々がないとシュトックハウゼンは全く存在しないのだ、恥を知れ！
2011年02月26日 19時08分17秒
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「小人閑居して不善を為す」という言葉があります。
以前は「愚者がヒマを持て余すとロクな事を考えない」といった意味だと思っていたのですが、本当は「君子は一人の時でも慎み深いが、小人は誰も見ていないと悪い事をする」という意味だそうです。
どうやら「愚者がヒマを持て余すと〜」というのは、働き者（働き過ぎ）の日本で誤解されて広まった解釈らしいです。「ヒマがあったら働け！」という意味で。
私などは「ヒマな時には馬鹿な考えを起こす場合があるから、気を付けよう」程度にしか考えておりませんでしたよ、えぇ。（←あほ）
・・・と言うことで、ヒマな愚者がお送りする奇曲鑑賞記。
今回は前衛的な作品から変わった曲を。
前衛作曲家さんもかなりヒマ・・・もとい、様々な思索を巡らす方々らしく、中には奇抜なアイディアの作品も存在します。
「まぁ、奇抜だから前衛なのだろうな」というのは素人の感想で、実際には高度な理屈と難解な理論とたゆまぬ音への探求心とちょっとした遊び心とによって作られているのでしょう。
中でもシュトックハウゼン先生の「ヘリコプター弦楽四重奏曲」は、アイディアも楽器編成も突飛と言うか、常軌を逸したと言うか・・・。
タイトルからして、何やら濃厚に嫌な予感のする（×）何やらユニークなもの（Ｏ）ですよね。
楽器編成は、ヴァイオリン２、ヴィオラ、チェロ、ヘリコプター４（！）。
そう、この作品は４機のヘリに分乗して飛び立った弦楽四重奏団の演奏と映像を、コンサートホールに中継する、というものなのです（だから正確には、ヘリのパイロットや、中継を担当する人達も「編成」に含まれている）。
どうやらシュトックハウゼンさん、夢で見たアイディアをそのまま現実の世界に作り出してしまったようです。
愚者な私は夢の中でいくら名曲を作曲していようと、目覚めれば瞬く間に忘れ去ってしまうというのに、天才はトンデモなく突飛な夢を現実化してしまうのですね。
芸術家のやることは本当にスゴイ！！
皆さんも、是非この作品を聴いて頭を抱えて・・・もとい、作曲家の探求心と執念、それに遊び心を感じ取って頂ければと思います。
※動画アリ・・・http://www.youtube.com/watch?v=Pkdc-53b5-A
交響曲 作曲家 器楽曲 吹奏楽∩管弦楽器 協奏曲