九尾さん
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この曲のスコア持っています。イギリスのイラン系の音楽学者が勝手に凄いだろうと送ってくれました。まあー、彼はソラブジの専門家ですが、巨大編成の曲ばっかり集めているようです。しかし人にも大編成で曲を書けと煩い(笑)。そんなことしたら誰もやってくれないではないか!昨日もメールで管楽器は確保してくれるようだがローマで3月にやる曲の編成削られた(笑)!
We have 12 violino I, 10 violino II, 9 violas, 7 celli, 6 double basses. I hope this organic is good to you, we can’t add musicians.Please advise as soon as possible.
2012年02月17日 18時53分02秒
この曲のスコアって、かなり分厚そうですね。
2012年02月17日 19時12分08秒
縮小すれば同じ2時間かかる「グレの歌」ぐらいかな?8管編成ですが大ざっぱに書いて分割してないのでそんなに厚くは無いのです。
実は同じ8管編成でジークフリート・マトゥスのゲヴァントハウス交響曲があります。例のオケの記念日に委嘱されたのですね。ゲヴァントハウス・オケはドイツのオケでは最大の編成で180人の楽員があります。しかし楽譜が手に入らないのでなんともいえませんが。
面白白いのはソラブジの交響曲ですね。R・シュトラウスのバラード「タイユフェ」とかベルリオーズのカンタータ「帝国」のように6管編成ぐらいですが、演奏時間が数時間のが多いので誰もやらないのです。ソラブジの第二交響曲をパソコンで浄書した人がいるそうです。なんとそのページ数は1万1ページ!今までの最大がロッシーニの「ウィリアム・テル」で2000ページぐらいです。
2012年02月18日 02時15分57秒
ゲヴァントハウス交響曲…初めて知りました。どんな曲なのか興味津々。
ソラブジは名前だけはよく聞くのですが、作品を聴いた事はありません。
オペラやバレエならストーリーがあるし、見て面白いので数時間の物でも良いでしょうが、交響曲となるとどうなのかな?
誰も演奏してくれない(例え演奏されても、まともに聴く人ってごくわずかだと思う)曲を作曲するのって、どうなんでしょうね?
2012年02月18日 12時21分32秒
どこでも人件費削減が一番の経費削減。
そんなに人数いるなら厳しいですね。
開催者が自腹を切らないと。。
演奏時間2時間弱って、夜のコンサートでは全部無理ですね。
休憩を除いた演奏時間って1時間半くらいしかないから。(私が入った事のあるのは大抵そんなもん)
音楽CDだと2枚。家でじっとして通して全部聴くのは無理ぽ。
動画見ましたが・・・
「・・・しかし、その後の展開はあまり印象に残っておりません。」
何時の間にやら終わってましたヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ
<シューベルトの未完成交響曲を完成させてみようコンクール>
がもしも開催されていて、いいのがあったら、もしかすると今は完成品が普通だった可能性もあるのですね。
おもしろ〜い。
2012年02月18日 12時52分46秒
2012年02月18日 14時48分33秒
既に集中が切れ脳が酸欠状態になりあくびばかり出てます。今。
あ、寝不足だから?σ(^_^;)
でも最近、本気集中は30分程度が限度です。
集中すると呼吸が少なくなるみたいで、切れた途端眠くなる・・・。
>様々な作曲家によるバージョンがあったりして
本物はどれだ?状態になるので困ります。
2012年02月18日 15時48分23秒
そうです。更にドイツのオケは150から130ぐらいに減らされましたね。大体へたくそな存在意味の無いCかDオケが潰されています。
ソラブジの作品は大きすぎてピアノ曲意外は誰も聴いたことがありません(笑)。ピアノ曲自体でも演奏が難解なので弾ける人も世界で数人。それはやはり1曲数時間かかりますからコンサートでも弾けなくてCDのみ。だから交響曲も事実上コンサートよりもCD用でしょう(笑)。
バッハのマタイ受難曲で3時間ぐらいですね。普通のオラトリオで2時間ぐらいでしょう。それ以上長くなるとオペラのような舞台でないと無理ですね。ワーグナーの楽劇で正味4時間前後。それはそうと来週のデュッセルドルフの「ワルキューレ」行こうかしら?やっぱり正味3時間40分かかるので体力とまとまった時間が欲しいのです。舞台もほとんど変わらないので音楽本当に知ってないと非常にきついです。でも4管編成100人ぐらいの管弦楽なので行かないともったいないのです。
オペラは長いと2日に分けて上演することが良くありまづね。ベルリオーズの「トロイ人」などがそうですね。ワーグナーも「リエンチ」を2回に分けて上演しようとしたら聴衆の反対に会ってだめだったんです。原因は2回に分けると入場料がそれだけ高くなるから。
実際僕は去年シュトックハウゼンの5時間ぐらいかかる「日曜日」2日に分けて行ったら両方で100ユーロぐらい払いました。半額近くのチケットで一日でやる上演も2回ありましたが、みんな2回も来たくないのでそれだけは1ヶ月前に即完売!現代オペラと甘く見て並ばなかったのが大失敗!
2012年02月18日 18時49分36秒
大規模で長大な作品だと、採算取れないでしょうし、聴く側も大変だからCD向きになりますね。
ソラブジさんは、とにかく大編成の長い交響曲を作りたいんですかね?
作る人、演奏する人、聴く人が揃ってこその音楽だと思うのですが、いつかCD化してくれる強者演奏家が出てくるのかな…。
2012年02月19日 18時59分06秒
ワン・コンサート10万円だったらもう行かないですね。巨大な作品は見事に現代のCDを予言した作品ですね。更にMP3CDで13時間、MP3DVDで50時間いけますね。更にブルー・レイの4層でその30倍で1500時間?
ノートン・フェルドマンの第二弦楽四重奏曲も5時間半かかるのでやっかいな作品ですね。しかしあの曲を80分のCDで4回中断してなど考えられない。CDは途中でトイレにも行っても食事しても何やってもいいから便利です。そんなのサティの「ヴェクサシオン」のように黙って静かに座って18時間も聴いている人いません。僕も聴くのは嫌だから何時も1時間だけピアノで参加しましたが。
ソラブジはマーラーよりも長大で大編成ですね。さすがにワーグナーのようなオペラを書かなかったのは助かりますが(笑)。
ピアノ曲は達人たちがこぞって録音し始めていますね。次がピアノソナタを超えたピアノ交響曲、その次がそれを基にしたピアノ協奏曲でしょう。8曲ぐらいありますが、ここには第4番のスコアがありますが「春の祭典」並みの5管編成で伴奏しています。
2012年02月19日 23時37分30秒
フェルドマンの弦楽四重奏曲、以前どこかで一部分だけ試聴したのですが、静謐で綺麗な感じでした。
でも、30分以上聴く気にはならないと思います。というか、途中で確実に眠ってしまいます。
ソラブジの第二交響曲の楽譜が10001ページとのこと。
手元にある広辞苑のページ数は2988ページ。単純に比較は出来ないけれど、これの三倍以上ですか。
演奏するのはほとんど拷問ですな。
2012年02月20日 19時10分40秒
フェルドマンの2番は時々やりますね。大体深夜にやります。0時から6時までという風に。寝てもいいということでしょう。演奏する方は初見なんだろうね。
1番だって80分近くかかりますが、これだと何とか聴き通せますね。向かす友達のヨッヘンがダルムシュタットで「バニタ・マーカスのために」深夜の0時にやって70分かかったときは眠くとも聴きとおしました。
まあー、実際の演奏は一日に1楽章ずつでしょう。1日1時間やれば一週間あれば全部できるかな?
2012年02月20日 19時38分04秒
「ヴェクサシオン」方式で、複数のオケが交代で演奏し続ける、という手もありますね。
でもそれだと余計にお金が掛かるか…。
2012年02月21日 20時15分34秒
2012年02月22日 03時23分15秒
歌手だけを替えて、という事は、オケと指揮者は疲労困憊ですな。
その分ギャラも良いのかもしれませんが…。
2012年02月22日 19時23分25秒
一曲3時間15分超えればオケのギャラが倍になりますから、「ワルキューレ」以降は倍貰っているはずですね。ケルンのオケは6管編成130人いますから一部(2管編成分)交代可能です。更に隣のオペラのオケや地元の放送オケなどのトラ入れれば一曲だけで交代可能ですね。
指揮者は若くないでできないでしょう。一曲振れば普通はクタクタですからね。交代したらすぐ聴衆にわかりますね。
2012年02月22日 19時55分26秒
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シューベルト没後百年となった1928年。それを記念して、あるコンクールが行われました。
<シューベルト没後百周年記念作曲コンクール>です。
当初は、<シューベルトの未完成交響曲を完成させてみようコンクール>という面白そうな企画だったらしいのですが、さすがに批判が出て、普通の作曲コンクールに変更されたとのこと。
補完の出来具合を競うというのも、なかなか斬新な試みだったと思うのですが。
コンクールは地方予選から行われ、地方審査員の中には、ラヴェル、レスピーギ、シマノフスキ、という、近代を代表する作曲家の名前もあったそうです。
そして最終審査。
審査委員長は、ロシア(当時ソヴィエト)を代表する作曲家グラズノフ。(ちなみに彼はそのままソ連から脱出)
他に、カール・ニールセン、アルファーノ(プッチーニの友人で、「トゥーランドット」の補完者)など、錚々たる顔ぶれが審査し、優勝はスウェーデンの作曲家アッテルベリの、交響曲第六番と決まりました。(この曲についてはコチラ→http://www.c-music.jp/index.php/blog/detail/i/0332...)
さて、このコンクールに応募された作品は数多く、惜しくも第二位となったフランツ・シュミットの第三交響曲を筆頭に、ハンス・ガルの第一交響曲、イルゲンス=イェンセンのパッサカリアなど、近代曲マニアにとっては興味深い作品もあります。(ちなみに私はシュミット以外未聴)
そんな中、ひときわ異彩を放つ交響曲がありました。
イギリス予選を第2位で通過した、ブライアン作曲の交響曲第一番「ゴシック」がそれです。
ナクソスから出たCDによって知られるようになったものの、それ以前は伝説的作品だったこの交響曲こそ、クラシック音楽史上にその名を轟かせ、ギネスにも認定されたという、世界最大編成の超巨大交響曲であります!
8管編成の大規模オケに、ブラスバンド別働隊4組、声楽ソリスト4人に<各種>合唱、オルガンまで加わっちゃうという、凄まじい大作。
さらに恐ろしいことに、全6楽章で、器楽のみの第一部(1〜3楽章)、声楽付きの第二部「テ・デウム」(4〜6楽章)という構成のこの作品の演奏時間は、何と約1時間50分!長い!!
(注・さすがにコンクールには、第一部のみで応募されたらしい)
曲は冒頭、オケのやたらとカッコ良い咆吼で始まり、「こっ、これは何か物凄い事になりそうだぞ!」と期待させます。
続いて、ハープとヴァイオリンソロによって奏でられる、何とも優しく淡い主題も魅惑的で、「この調子なら名作かも…」と思わせます。
・・・しかし、その後の展開はあまり印象に残っておりません。その辺がマイナーである理由かも。
もっとコンパクトにまとめていれば、結構(編成以外で)知られた作品になっていたかもしれないな、と思えます。
私は今までに2回通して聴きましたが、何とも言えない達成感を味わえるので、ものすご〜くヒマな時には是非お試し下さいませ。
※こちらは11分程の第一楽章↓
http://www.youtube.com/watch?v=vS_i_k2bPTc&feature...
交響曲 作曲家 器楽曲 吹奏楽∩管弦楽器 協奏曲