九尾さん
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まあ、バッハやモーツァルト、ワーグナー等も様々な影響を肥やしにして自己の音楽を発展させた訳だし、天才肌の作曲家にとって、そうした影響は自己の個性を伸ばすためのひとつの道具でしかないんでしょうね。
それにしても頭からつららとはすごいですね。関東育ちの私にはしんじられないです。
2012年11月08日 21時43分54秒

そう、作曲家は全て何かから影響を受けていますね。その影響がどう作用したのか、それを聴くのは興味深いです。
頭からつらら…普通は帽子被りますからね。私が変なだけです。
凍り付いた前髪をペキッと折ったことありますよ。
髪がシャリシャリシャーベットのようになっている事もあります。冷たいですw
2012年11月09日 21時49分00秒

影響について、思い付いた事があるので追記。
シンディングというノルウェーの作曲家がいます。私は4つの交響曲を聴きました。
1番は、ドイツの伝統的交響曲に北欧の民族主義的要素を織り交ぜたなかなか面白い作品で、実際初演時から高評価を得たそう。
その後、彼はワーグナーの影響を受けたとのことで、1番の要素にワーグナー的要素も加わって、2〜4番はさらに発展したかと思いきや…
もろにワーグナー&R・シュトラウスの音楽! 1番の北欧的雰囲気はほとんど無し!
手法を取り入れたと言うより、取り込まれてしまった感じで、個人的にはチト残念でした。
ワーグナー、R・シュトラウスが好きな方には合うかもしれないです。
影響のされ方も人それぞれですね。
2012年11月11日 10時53分30秒

シンディングも後期ドイツ・ロマン派の影響を乗り越える事が出来なかったんでしょうね。偉大な作曲家は、そうした様々な影響を超越する程の強い個性や力が必要になって来るんでしょうね。
2012年11月12日 13時13分31秒

2012年11月12日 20時55分24秒

一寸一言。
時代遅れ、流行遅れ、の作品の中にも良いものは沢山あると思います。
最先端には、それほど優れたものは少ないような気がします。
後期ロマン派を引きずった作品、好きなのがあります。
映画音楽の大半は、後期ロマン派風でしょうか。
2012年12月14日 09時59分35秒

2012年12月15日 19時37分22秒

クラシック音楽の衰退?退化?本当だと思います。
作曲で仕事して食べている人を除いて、今、作曲家が求めているのは、その反省と、新しい道を模索しているところでしょう。残念ながら、その成果はあがっているとは言えません。
その理由は、音楽というものが非常に抽象的な内容を持っていることです。その為に、音楽を勉強し、慣れ親しみ、ゆったりとした時間を持つことが必要なのです。絵画のように、目で見て色彩や形などに瞬間的に素晴らしさを見つけること、これが、比較的おきにくいのが音楽〜特にクラシック音楽ではないでしょうか。学校では、ほんのおざなりにクラシック音楽を教えているに過ぎません。せいぜいベートーベン程度でしょう(言い過ぎかも)。少なくとも、近現代まで範囲を広げることは、とてもではなく出来ないでしょう。
テレビ(画像〜動画)を通じて、音楽は安っぽい視覚情報とともに流されています。子供達は、それに流されているのです。
コマーシャリズムは、最短でお金に結びつくものを求めていて、その為に、素晴らしい藝術であっても、チョット見がわるいもの、分かりにくいものは敬遠されています。
その辺りを何とかしなければ、伝統的な藝術は廃れてしまうでしょう。特にクラシック音楽のようなジャンルは、、、、
大事なのは、小中学校(幼稚園も)の藝術教育とマスコミのコントロールが必要でしょう。日本だけでなく、世界的な規模での、、、、
エラそうなことを書いてしまいました。
ご容赦!
まだ、昨日の第9の疲れが残っています。
年齢を感じる今日この頃です。
2012年12月17日 22時17分36秒

非常に考えさせられるお話です。
学校の音楽の授業、ホントにおざなりでしたし、あれでクラシックに興味を持つとは思えません(教師にもよるけど)。
音楽ではなく国語の授業でも似たような点があって、とても面白い物語なのに、授業ではどうしてあんなにツマラナイ教え方をするのだろう? と思ったことが何度もあります。
音楽も文学も魅力を上手に伝えられないと、興味を持たれませんよね。
クラシックの場合、時間が掛かる曲が多いですし、時間的・精神的な余裕がないとなかなか触れる事が出来ないのも難しい点かもしれません。
ネットの普及や様々な便利な道具によって余暇が増えるはずなのに、実際は面倒事が増えて余裕を失っているようにも感じます。
だから、パッと見て分かり易いものばかりが好まれる社会になってしまうのかもしれません。悲しいことに。
2012年12月18日 21時41分40秒

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小学生の頃は早起きが苦手でした。
毎朝眠い目を擦りながらノロノロと起きて、親に急かされながら支度して学校へ向かう日々…。
「このままではいけない」
ある日一念発起した私は、目覚まし時計のボタンの上にセロテープで画鋲を貼り付ける、という荒療治を考案して実行し、見事寝坊を克服したのでした。(よい子は真似しないでね!)
おかげで現在は寝坊とは無縁になっております。ちなみに弟は未だにねぼすけ遅刻魔です。(よい大人は真似しちゃ駄目よ!)
さて、今朝もサワヤカに目覚めた私は、いつものように朝食を摂って自転車で颯爽と会社へ向かいます。
この時期になると通勤途中の田園地帯には、毎朝濃い霧が立ち込めております。幻想的で美しい風景ではありますが、そんな場所を自転車で通るのですから、会社に着く頃には髪がしっとり濡れてしまいます。
今はまだ大丈夫ですが、さらに寒くなってくると、濡れた髪が風で冷え、前髪からつららが垂れるようになってきます。氷も滴るイイ男であります。
以前、前髪つらら状態で出勤したところ、職場のおばちゃ…もとい、お姉さん達にきゃあきゃあ騒がれた事もあります。モテモテですね。(←奇異の目で見られただけ)
さて、朝霧の中の田園を眺めていて連想した音楽に、ロパルツの交響曲第4番があります。
フランス近代の作曲家ロパルツは、フランクの流れを汲むフランキストの手法、ワーグナーからの影響、印象派の影響、それにフランスの民謡をほどよく融合させた穏健な作風、とのこと。
こうした、何か1つの影響にどっぷり浸かるのではなく、それぞれと一定の距離を保ちながら自分に合った部分を取り入れ、それを独自性に昇華させていった作曲家は、個人的に非常に好きです。
交響曲は、番号付き交響曲5曲と、少しは有名な小交響曲の全6曲があり、その中でも三楽章から成る第4番は、最も好きなロパルツ作品です。
冒頭から霧が立ち上る清流のような、幻想的な煌めきを放つ音楽。その後も牧歌的なメロディとしっとりとしたオーケストレーションによる、穏やかで素朴で詩的、でも時に劇的な、雅な世界が広がります。
特定の主義からの影響だけでは、こうした音楽は生まれなかったでしょうね。多様な音楽語法を受容し、昇華させたからこそ生まれた傑作。
嬉しいことにフランスのレーベル<TIMPANI>から、交響曲全集が出ております。4番以外も名作揃い。
さあ、アナタも前髪からつららを垂らしながら、是非御一聴を!(←風邪引くなよ)
※第四交響曲の動画は見付からなかったので、代わりに管弦楽曲「アーサー王の狩り」を。カッコイイです。
http://www.youtube.com/watch?v=HYwTII14o5o
交響曲 作曲家 器楽曲 吹奏楽∩管弦楽器 協奏曲