けんすけさんのブログ（日記）〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

がバレた…と言う話ではなくて、在京プロオケの話。

今季は新日本フィルの定期会員ながら、今宵は
読売日響の演奏会に行ってきた。
若杉さんによるメシアン!!

大編成のオケに7人のソリスト,100人近い混声合唱と
言う、ともすると交通整理で終わってしまいそうな曲目
だったけど、そこは若杉さんの素晴らしさ!!

ちと足腰が弱く成られたのか、登壇の際には覚束ない
足取りが気に成ったけど、いざ指揮棒を振り下ろすと、
正に"若杉ワールド"が健在と言った感じ!!
丁寧に振り分けると共に、各声部へのキュー出しも的確なら、ホールの響きに配慮した間合いの取り方も秀逸!!
(永らくオペラ活動をされた氏の手腕の為せる技!!)

オケと合唱団も、氏の的確な指揮振りに応えようとする
意気込みが感じられた。
(余り読売日響には良い想い出が無かったのだけど…)

それにしても、メシアン(現代音楽)の世界は難しい…。
空席も目立って居て、やはり現代音楽への抵抗が
有るのか…。

とは言え、今宵の名演が一夜限りのモノとは勿体無い!!
正に"一期一会"の演奏会だった。



<追伸>
終演後、(高揚してたので)若杉さんのサインを貰いたく
なって、楽屋口に行ったのだけど、ホールの係員に
止められた…。
(涙々)

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