けんすけさん
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日本人は声量がないので4管のオケにはかなわないですね。どうしようもない肉体上の問題です。昔東フィルで「ジークフリート」そこでやったときもコンバスが立ったの3人!それでも声はかき消されていましたね。
2008年02月24日 08時33分53秒
管野さん、とても厳しいご批評です。日本のオペラファンは、もっと「寛容な」賞賛を期待している人々が大多数だと思います。
私は、今日の公演を見に行きましたが、「春の嵐」のせいでJRが不通となり、開幕30分遅れとなりました。
若い美人の案内嬢が、途中入場のために扉のそばでじっと演奏経過に聞きいっていましたが、フンディングが「男は武器で身を守るものだ。・・・huete dich wohl!」の後の小休止で扉を開け、1Fの階段(席)に案内してくれました。(「良く知っているなー、さすが。」)
演奏再開で、ジームムントが:
「父は私に剣を約束してくれた!・・・
Waelse! Waelse! Wo ist dein Schwert!」と歌う。このとき、Waelse!を何秒続けて歌えるか、カウントしていましたが、10秒あまり。(ご立派!)
オケの演奏や歌い手の声量をショルティーの超名盤と比較するのは止めたほうが良いでしょう。二期会で、これほどの出来で公演できることを「褒める」べきだと思うのです。実際、文化会館の大ホールがほぼ満席になったのを見るのは初めてでした。
演出は、随所に日本人らしい細かい配慮やら「小学生のブリュンフィルデのオマケ」があったりで、2千人以上の観客が静かに見入っていました。「大成功」でしたよ。次回は、何時になるのでしょうね?
2008年02月24日 22時16分23秒
Waelse!はどこでも長いですね。僕は長くやって欲しいとは思わないけれども、歌手は自己満足するのか長いのが好きですね。
特に批評しているわけではないのですが、体力の差は歴然としています。やっぱり太ってて大きい人のほうが有利ですね。
まあ大変なのは確かです。でもちゃんとしたシステムがないと常打ちは無理でしょう。専属の歌劇団・オケ・音楽監督・演出などなど。いつまでも手弁当でやっている場合ではないかも?
2008年02月25日 00時03分32秒
> Shigeru Kan-no さん
> 日本人は声量がないので4管のオケには
> かなわないですね。
僕も、ずっとそう思って居たのですが、今回の
公演は、それを覆す名演でしたよ!!
"下手の横好き"なので専門的な指摘は叶いません
が、(僕がプロモーターなら)欧米にも持って行ける
名演だったと思いますが…!?
2008年02月25日 00時40分00秒
2008年02月25日 01時15分47秒
今回の公演に関しては、次のBlogが参考になります。
http://wanderer.way-nifty.com/poet/cat5444187/inde...
2008年02月25日 16時41分22秒
二期会は今でもアメリカのオペラ・カンパニーのような組織でやっているようですね。日本は民間の寄付はないに等しいので手弁当に近いですね。新国ができてもこの体制とは情けないですね。日本に本当にほしいのは欧米と競争できるちゃんとした歌劇場でそこの専属音楽家です。いつまでも小学生レヴェルじゃ困りますね。昔は応援しましたがここでなにか変わらないとだめですね。
2008年02月25日 18時24分16秒
そのBlog出なくなりました。小山さん歌ったのかな?もう引退かな?でも上演が多くなったのは確かですね。リング全曲の話も25年前に日比谷の日生劇場で日本Wagner協会の会合でウォルフガング・ワーグナーの前で若杉さんが提案したままなのですね。連休などを使って全曲やろうといったのですが、今でも手付かずのままですね。金が続かないのでしょう。こういうのは日本では民間では絶対無理です。まあ良くやっていますが昔のやり方の単なる繰り返しなのはいさめないですね。
2008年02月25日 18時39分00秒
開きました、小山さんはまだやっているようですね。こちらでは仕事してないのでほとんど日本に住んでいるみたいですね。でもこういうものなんですよ。
2008年02月25日 19時01分37秒
管野さん、日本のオペラ活動はどこまで伸びるものでしょうか?かく云う私も、二期会の友人に勧められて観にいくようになったのは6年前からですが・・・。
それでも、日本のオペラファンは一部の人を除いて大多数は「ド素人」ではないでしょうか。我が家のメタボ・サンドも一日前に「オペラ百科」の類いで粗筋を読んで、『ブータンの娘が8人いる?ブルンフィルデは長女なの?』と聞きます。私もはげ頭をこすりながら、『ブータン?はて、ボータンの間違いだろ。』と答えるわけです。こんな調子です。
二期会の友人の話では、芸大を出てもプロとしてやってゆける歌い手は、50人中1、2人で、あとは、講師とかなんかやりながら「二束草鞋」だといいうことでした。
元総理の小泉「勘太郎」君が発起人になっている日本ワーグナー協会は頑張っているほうでしょうが、所詮、クラシックファンが日本人口の1%以下という状況では、『10年ぶりのヴァルキュウーレは大成功だった!素晴らしい。』と『やせ蛙、負けるなイチロー(小泉ですので、お間違えなく)ここにあり!』と快気炎をあげるのが宜しいのではないでしょうか。(菅野さんの「ブータンの深い嘆き」は、「最愛の娘」には届かないかも知れませんが)
2008年02月25日 20時32分31秒
二期会の会員に聞くとその実態はオペラ団よりも声楽の専門学校だそうです。何か教えているそうなのですがその会費をためてオペラを上演しているらしいですね。ということは普通の音楽講習会などと変わりませんね。評価すべきはドイツオペラもレパートリーに入れることでしょう。そこが藤原歌劇団と違うところですね。やっぱり独力でワーグナーはどんなにがんばっても無理ですよ。一発上演が限度じゃないでしょうか?チケットも未だに出演者が売っているのかな?
小泉さんはWagner協会の発起人なのですか?今の総理もクラシックファンらしいですね。喜ばしいことですよね。これからもそういう総理が超党で続いて欲しいですよね。でも日本の場合は総理一人の力ではどうしようもない世界なのでしょう。だからこういうとこでは議論しても解決しないのだからやめるのではなくて、(ここが大切!)むしろもっと話すべきでしょう。なぜクラシックファンが人口の1%なのか原因を深めてしゃべるのもいいと思います。日本人がオペラをやるということはどんなことか、でもいいです。
でも僕は20年前も声援を送って、20年後の今も同じ声援を送るわけには行きません。もうさすがに大人になったはずなのでその間何をしていたのか?そこを聞きたいです。新国ができました、バブルの崩壊がありました、じゃ二期会のオペラはなくなったのか?新国ができるとき二期会や藤原はそこのメンバーノ中心として常打ちする話はどうなったのか?今までどおりジプシー・カンパニーでやって行きたいのか?当時武満徹が自分の雑誌で冗談で発言した「日本にオペラは要らない」をどう思うのか?これらの事がまだまだ語られていないですね。
また当時「ジークフリート」の時二二期会に上演して欲しいオペラのアンケートがあって、僕は「Der・ Rosenkavalier」と書いたのですがそれはどうなったのか?更に財政とか広報とかいろいろ二期会さんに聞いてみたいです。
2008年02月26日 00時31分02秒
クラシック専門のSNS,Museは関西で立ち上がりました。なぜ、関東には未だにこうしたSNSが立ち上がらないのだろうか?『不思議ですねー』
思うに、関東には「閉じた」クラシックサークルがあり、それで『間に合っている』のだろうと思います。では、日本ではクラシックは何ゆえに普及しないのか?一言でいえば、『若者の関心を惹くことができないから』簡単です。
既にTVでさもへ音楽番組(演歌、アイドルの区別なく)は飽きられて、この20年?「お笑い」や「バラエティ」番組の時代が続いています。ましてや、若い女性はミージカルや宝塚に足を運び、青年は、ストリート「芸術家」の「アウトロー」音楽にひたる・・・等など。
天才モーツァルトもウィーンでもてはやされたのはたかが5年間、あとは、飽きられましたよね。日本のクラシック音楽が世界に向けて「突撃!」するには、小澤さんクラスが率先して、欧米ツアーをやって、「クラシック・アカデミー賞」を掴む位のことをやらないといけませんね。あるいは、N響アワーで、「はげ頭」の池部さんに代わって、毎回、美女に囲まれて、華麗なピアノ演奏を披瀝する『小澤征爾ショー』でもやるのかなー。実態は、奥滋賀で小さな夏季コンサートやっていますよね。MUSEの方で、聞きに行かれた方がいるだろうか・・・?
『僕は「Der・ Rosenkavalier」と書いたのですがそれはどうなったのか?更に財政とか広報とかいろいろ二期会さんに聞いてみたいです。』
僕も観て見たいですが、これは「藤原」が怒るでしょう。3年ほど前に、海外公演に押されて、「藤原」はつぶれそうになったようです。そのとき、二期会は、「藤原」の経営をジャマしないように、「当たりもの」の公演は自粛すべきだなんて、議論があったようです。今回の『リング』だって、『余計なことするなー!』と云ってるどこかの経営陣が居るかもしれないのです。世の中、中々うまくゆきませんね。ただでさへ小さなパイを仲間内で「あなたここまでよ」と「戦時配給」しているのですから。「黒船撃退!海外公演は即攘夷」ですかね。
2008年02月26日 10時50分04秒
クラシックはどこの国でも少数派ですよ。鑑賞が難しいです。演奏が高価です。まあいろいろな原因があります。まず泰一は啓蒙、第二に教育でしょう。そのための学校教育のはずなのですが、文科省はいつも本末転倒でやってますね。自分でも何やっているのかわからないようです。
Museはなぜ関西かわかりませんが、関東に負けずに人口が多いので、そういうことを偶然思いつく人が出てくるのは自然でしょう。
かなり外国オペラに押されているようですね。でも日本の歌劇団の運営方法がそもそも無茶の連続でやってきていますからね。毎年何十億もの公的補助金のある外国物にかなうわけがないのです。それも主役が一人200万円分のチケットを売りさばいていたら公演も糞もないですね。こういうことはこちらでは一切ありません。普通は新国に藤原や二期会がメンバーとして入るべきでしょう。それで少なくとも練習場や講演会場が確保されます。チケットはそこのプレイ・ガイドで売ればいいのですし、宣伝は新国のほかの演目と一緒にやればいいのですね。どうしてはじかれたのか僕は日本にいないので知りません。多分他のオペラ団と不平等になるからでしょう。でも実績を考えて入れるべきだし、他のオペレッタやミュージカルなどのオペラ団も全部小ホールなどで取り込めば良いですね。そうやればすぐ毎晩常打ちができますよ。
2008年02月26日 18時49分54秒
でもついでだからここに付け足して置くと、今日のFNでアーサー・フィッシュ指揮のオーストラリアのアディレイド・オペラのリング全曲のCDが推薦盤になりましたね。シドニーとは比べ物にならない田舎のオペラ劇場ですが、ライヴでも良い者はドイツでも推薦されますね。
日本のリングでもほんとに良かったらこうなるはずです。案の定昨日オペラ・ハウスにいたのですが。サントリー・ホールで撮った鈴木指揮のバッハ・コレギウム・ジャパンのDVDが売っていましたね。この演奏団体はこちらのしょっちゅう客演して毎週のようにFMにかかっています。日本もほんとに良い演奏はほんとはやれるのです。リングにもそれを望みたいですね。ライヴのCDをこっちで売る気がないとだめです。アディレイドのリングのCDはオーストラリアのレーヴェルでこっちノどこでもちゃんと並んでいますね。日本のものはあのバッハだけですね。文化庁から補助ばっかり貰っていないでその録音をどんどん海外に売るべきです。
2008年03月02日 02時28分56秒
アデレードの『リング』ですか!シドニーではなく?シドニーのオペラハウスは2年ほど前に見ました。演目は、もう忘れてしまいましたが、大ホールは案外小さかったと記憶しています。
クラシックが「衰微している」といっても、「カトリックの衰微」ほどではないかも知れません。ニュージーランド、シドニーの立派な教会の日曜・休日のごミサの寂しいこと!アメリカにみたいにジャズ風ミサにしなければ若者は集まらないのかも知れない。アデレードの『リング』が好評なのは羨ましい限りですね。
2008年03月03日 10時26分55秒
アデレードというも南の僕も知らない田舎町のようです。そのCDは自主制作でここでも売っていますね。日本のは一枚もないですが。
クラシックはもともと人口が少ないです。衰退しているように見えるのでしょう。この前ポップスの田舎コンサートに行ってきました。こういうマイナーな村でも凄いですね、入りが!
アメリカにみたいにジャズ風ミサにしたらそれはもうクラシックじゃなくてジャズですね。ミュージカルやゴスペルなんかもそうです。
まあ大雑把にクラシックはポップスの入りの100分の一です。現代音楽は更にクラシックの入りの100分の一です。もともと少なくて当たり前ですね。でも聴衆を増やす努力はすべきでしょう。でもポップスに比べて聴くのも演奏するのも難解ですし、演奏も4人のビートルズに比べて、リングはオケだけでも108人15時間でしょうから少なくても気にする必要はないですね。チケットも売りにくいしもともとやりにくいわけです。でもやったら最後、そこ国の文化的成熟度は凄いですね。
2008年03月03日 23時56分40秒
オペラのことは詳しくはありませんが・・・
もし今東京で別のクラシックSNSができたら、ここはすたれますね。2つ共存できないでしょう。現実には、極めて幸いなことです。
2008年03月04日 01時34分54秒
その場合は、2つとも参加して書きましょう。
2008年03月04日 05時54分35秒
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第4回
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シック音
楽祭・・・
只今11月24日(日曜日)の・・・(Mariaさん)
暖かな上野は、人混みで大混雑…。
そんな中、二期会の「ワルキューレ」を鑑賞。
とても素晴らしい"大"熱演だった!!
期待に違わぬ飯守さんのワーグナーに東フィルが熱演を
披露!!
(Hrnの鳴りっぷりは素晴らしい!!)
それ以上に驚いたのは、声楽ソリスト陣の声の通り!!
かつての日本人声楽家は、オケに掻き消されることが
多かったり、(オケも含めて)終盤にスタミナ切れを
感じることが有ったが、今日の公演はそんな心配を
微塵も感じさせない公演だった!!
昨秋聴いたドレスデンの「ワルキューレ」(演奏会形式)
も"超"名演だったと思うが、今日の公演はそれにヒケを
取らない公演だった。
引き続き「二期会リング」を観てみたいものだ!!
トランペット 吹奏楽∩管弦楽器 オペラ∩声楽曲 指揮者 作曲家