けんすけさんのブログ（日記）〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

金曜から風邪がぶり返し、この週末は"寝連休"…。

そんな中、今宵は自らの"復活"も期して(?)読売日響の演奏会へ。
プログラムにも書かれていたが、指揮者のホーネック
さんは、"p"などの弱音を重視されるとのこと…。
とは言え、(多少のミスは有ったが)オケも国立音大の
合唱，ソリストも感動的な演奏だった。

前にも書いたかもしれないが、(特にアマ)オケにとって
"p"というのは難敵(課題)だと思う。
"p"の(弱音ではなくて)"微音"を"美音"に出来るか否か
がオケの実力のバロメータだと思う。
今宵の読売日響は、苦しみながらも"微音"を"美音"に
昇華していた。
(一生懸命に一輪のサクラを開花させるかのように…)


今宵の演奏会では、珍現象に遭遇した…。
5楽章の途中(!!)、レセプショニストに案内されて隣席
にオジさんが入場して来た…???
(通常なら、そんなタイミングで入場など有り得ない!?)
加えて、そのオジさんは、前のめりに成ったり、逆に
踏ん反り返ったりと、隣席に居て気に成って仕方が
無かった。
途中からは、(性善説からか)恐らく
　「国立音大の親御さんか??」(合唱部分だけ鑑賞)
かと、その親心を理由に我慢して居たのだが、終演後は
「ブラーボ!!」の嵐…??
隣に居て、
　「お宅、5楽章途中からしか聴いてないよね??」
と思いつつも、(演奏の感動から現実に戻されて)冷静に
考えてみると、本公演は後日TV放映されるとのこと…。
このヒトは、所謂TV放映向けの"サクラ"って奴か…と。

大好きな「復活」を、晴れてこの春に挑戦する!!
多くのサクラを咲かせたいものである。
(…練習せねば)

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