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オケTp吹き"大御所"の訃報

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7月号の管楽器雑誌各誌には、50余年シカゴ響の首席Tpを務め、4月に亡くなったアドルフ・ハーセス氏の追悼記事が並ぶ。

ライナー,ショルティ,バレンボイムの元で、シカゴ響「黄金の金管セクション」を率いた、云わばオケTp吹きにとっては"神様"の訃報は一大ニュース。
 https://www.youtube.com/watch?v=InmENOL5zM8

個人的には、余り好きになれないオケTp吹きだった。
勿論、50余年シカゴ響の首席を張る実力は認めるが、その吹き方やバランスが、僕の嗜好に合わなかった…。

とは言え、"神様"には、天国でも君臨して欲しい。

 トランペット 吹奏楽∩管弦楽器 オペラ∩声楽曲 指揮者 作曲家


日付:2013年07月03日

9件のコメント

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このブログ(日記)へのコメント

Shigeru Kan-no

アメリカのトランペットの構造はミスしにくい様にできているようです。反対にドイツのトランペットは吹きにくい。でもそれだけ味が出るけど。

2013年07月04日 00時29分07秒

けんすけ

> Shigeru Kan-noさん

両者の良いとこ取りで、独墺系(ロータリー)Tpは、
 「吹きやすい=持ち替え易い」
が世界中で流行っています。
仰る通り、どのオケも(Tpは)同じ音色に感じます。
 ※ロータリーorピストンなのかも判らない

2013年07月05日 00時40分24秒

Shigeru Kan-no

ロータリーはピアニッシモのところで音が全く割れないんですね。木管によく溶けるのでホルンに似ていますがフォルテッシモになると相当の圧力が必要なのでかなりのエネルギーを要します。

シカゴも最近はドイツ物はロータリーにやらせますね。本来のシカゴの音がなくなりそうです。あの音は定型的なアメリカの音でフィラデルフィアなどに最も合いそうですね。アメリカのC管は苦労し無くとも楽に音が出るので望みの音がすぐ得られ達成感がなくなります。

なぜそうなったのかはミスするとオケにいられなくなるからでしょう。それでミスしにくい楽器が発達した。ドイツはミスしての公務員だからそんなにとやかく言われない。だからウィーンフィルみたいに吹きにくいロータリーが主流ですね。

ピストンの方が現代的でロータリーの方がちょっとクラシックです。フォルテッシモの割れ方がかなり古楽器に似ています。

国によって大体使いトランペットの主流がわかりますね。C管:フランス・アメリカ・日本・スペイン・オランダ、Bb管:イギリス・イタリア・ロシア。ロータリーはオーストリア・水死を含むドイツ語圏でBb管の方が多いですが多くの国は1番C管、2・3番がBb管が多いです。BP・WPやバイロイトではロータリー以外は絶対に禁止です。

現代の作曲家トランペットを何管で書くか良く迷いますね。原則C管が移調しなくて良いんですが、変ロ長調や変ホ長調は絶対にBb管に限りますね。でも第一トランペットだけC管使われると結局はC管で良かったりする。

2013年07月05日 16時23分17秒

けんすけ

> Shigeru Kan-noさん

> シカゴも最近はドイツ物はロータリーにやらせますね。
"ドイツ色"の強いシカゴ響は、ショルティ時代に先んじて採用してますね。

> 現代の作曲家トランペットを何管で書くか良く迷いますね。
20世紀初頭からのフランスの作曲家のように"in C"で書いてくれると助かります。
※日本の市民オケにも"C管"が浸透してる
※ロシア作曲家の"in A"は、読み替えが大変…

2013年07月07日 00時45分03秒

Shigeru Kan-no

吹奏楽にかかわるとBbで書く習慣が定着してしまいます。ジャズのビックバンドもそうですね。

でもドイツでもBb管使う人相当多いですよ。ポザウネンコアはみなCで読みますからBb管使ってもCで書きます。吹奏楽から来た人だけC管持ってきます。

in AはBb管でやります。半音下げるだけで良いのですが、管を最大限に抜いて長くしてもin Aが得られます。

2013年07月07日 03時31分47秒

けんすけ

> Shigeru Kan-noさん

(ハーセス追悼から離れますが…)
> in AはBb管でやります。半音下げるだけで良い
> のですが、管を最大限に抜いて長くしても
> in Aが得られます。
以前フランクの交響曲で、これやりました…(涙)
Bb管での半音下げが苦手なので止む無く…。

2013年07月08日 01時48分09秒

Shigeru Kan-no

3度はきついけど半音や全音ではそんなに負担にならないんじゃ?クラシック音楽は単純な音が多いですからね。ポザウネンコアでメロディーやると意外ときつい。プロは全員あっけなくやりますね。僕がオルガンで伴奏したアルフレード・ストローはそうだった。でもパリのアンサンブル・アレフで吹いているドイツ人のルッツ・マンドラーはCが常識だと何時もC持ってきた。僕は彼のためにではなくてフランスのアンサンブルなのでCで書いただけなんだけどね。

昨日もTVでシュレスヴィック・ホルスタイン音楽祭の開幕やっていましたね。曲はシューマンのイ短調の協奏曲とブルックナーの4番(第一稿)、トランペットは両方とも全員ロータリーでしたが全員Bb管でした。ウィーンフィルでも通常の演奏はBb管使いますね。ウィーン式のCはまだ見た事無い。BPもそうだけどC管は意外と使いません。

2013年07月08日 13時09分03秒

けんすけ

> Shigeru Kan-noさん

(ハーセス追悼から離れますが…)
そもそも、゚70年代にウィーン/ベルリンの両オケが欧州にC管ロータリーを持ち込みました…それもヤマハ!!
http://www.yamaha.co.jp/himekuri/view.php?ymd=1999...

当時の逸話も伝えられてます。
カラヤン「Tp、音色が良いね!楽器変えたの??」
Tp奏者「ヤマハに変えましたが…」
カラヤン「僕のヤマハのバイクもイケてるけど、楽器も良いね!!」

2013年07月09日 01時02分34秒

Shigeru Kan-no

実はヤマハがただで差し上げたのですね。確かに質がいいのは確かです。それで感謝の意味も兼ねて来日したのかもしれません。毎日歌劇場で使っている楽器はBb管ですよ。今のシェーンベルクの「5つの管弦楽曲」のスコア見てましたがBb管が断然多いですね。

その前のワーグナーからシェーンベルクまではF管が活躍しましたが今では使われなくなっています。最近ヘンゲルブロックが復刻して「パルシファル」で使ったようですが特に音色的に特徴があるとも思えない。

R・シュトラウスの「英雄の生涯」の終わりの和音で低いEbがあるんですね。Bbでいくら低くしてもEまでです。「春の祭典」のバストランペットトランペット奏者が持ち替える様になってますね。現在はありえない。

2013年07月09日 04時43分08秒

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