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2日に、N響定期を聴いてきました。
会場はサントリーホール。
指揮や曲目、ソリストは先日日記に書きこんだ通りです。
で、聴いた感想ですが。。。
面白い!!!!!
音楽も、指揮姿も、一聴一見の勝ちある優れものでした。
どこがか!
恐らく、この演奏会のハイライトはモーツァルトの交響曲第39番。音楽にあわせて踊るような身振りで指揮するノリントンは、演奏しながら「どうだ、楽しい音楽だろう!」と言うかのように時おり客席の方を振り向くのですよ。
そして、音楽は独特のテンポ、ノンヴィヴラートの弦の音、時おりアクセントや装飾音で飾られる管楽器の音、そしてそれらの奏者に大きな身振りで指示を出すノリントン。個人的に徹底したノンヴィヴラート奏法には賛同しかねますが、演奏を貫く音楽を楽しもうという精神には大いに賛同。
ちなみに、クラリネットとファゴットを倍の4本に増やしたり、場面場面で8型と12型の弦楽器編成を使い分け、音のバランスを調整していたのはさすが。
ヴァイオリン対向配置に加え、コントラバスを一番後ろに横一列に配した効果はどの程度あっただうかは唯一の疑問。
前半のエルガー。
コケイン序曲の生演奏に接したのは今回が初めて。この曲、後味の良い作品ですね。
チェロ協奏曲はソロの石坂の熱演が光りました。おっとり&飄々としているように見えて、実は優れもののテクニシャン。それはエルガーでなく、アンコールで演奏したペンデレツキのディヴァルティメントによく現れていました。
今月は19日のサンティ指揮によるAプロも聴きに行く予定です。
まさに、今月はヴァイオリン対向配置演奏月間!!
作曲家 指揮者 交響曲 オペラ∩声楽曲 日本伝統音楽