SARASAさん
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2008年02月14日 06時13分40秒

ですね。
女性の多いのと、奏法の関係で音が小さい日本のオケの弦楽器群。。。。
2008年02月21日 11時51分40秒

指揮者が言えば大きくなるのでしょうが、みんな言わないでお金をかけて増強するだけですね。よほどN響はお金持ちと見えます。
2008年02月21日 18時22分58秒

(空間が限られた)ピットに入った日本のプロオケ
は、時として打楽器のffに頼り気味の場合が
有りますね…。
(逆に、管楽器はセーブが大変そう…)
とは言え、N響アワー等で観られるのが楽しみです!
2008年02月21日 22時13分52秒

2008年02月22日 07時11分34秒

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昨日は、予定通りN響定期に行ってきました。
指揮はチョン・ミュンフ。プログラムは、今年が生誕100年にあたるメシアンの『キリストの昇天』とブルックナーの交響曲弟7番(ノヴァーク版)。
ホールに入り舞台を見て驚いたのは、弦の編成が多い事。開演前なので当然メシアン用に並べられた椅子や楽器なのですが、これが18型なのです。実際開演すると、メシアンだけでなくブルックナーでは20型(20-18-16-14-12)と更に増えたのにはビックリというか唖然。弦の響きを強めたいという指揮者の意向らしいのですが、ちょっとやり過ぎではとの第一印象。ミュンフン、そんなに弦を強調したがる指揮者だったかな…
さて、演奏の感想ですが、まずメシアンは個人的に普段滅多に聴かないので、善し悪しの判断はつきかねました。総じて金管と打楽器が活躍する曲で、いつもミスの目立つトランペットも今回はそつなく演奏していてホッとしました(苦笑)
ブルックナー、こちらは良い演奏と悪い演奏との境界線にあったと言えるでしょう。一歩間違えれば×的でしたが、結果的には熱演でした。問題があるとすれば、最初に指摘した大編成の弦楽器郡と通常編成の管楽器郡とのバランスの悪さ。まず総じて大編成となったオケでしたが、木管郡が楽譜通りの2管だったので時折音が潰されていたのには閉口。問題ないと思われたトランペットソロも一瞬かき消される場面がありました。そうかと思えば、第2楽章終りの方でワーグナーチューバを受けたホルンが強奏する部分。楽譜はホルン2本で書かれていますが「出来れば4本で」と注がついている関係で通常4本でふかせるのですが、ミュンフンは楽譜通り2本で吹かせていました。松崎がトップだったので難なく済みましたが、2本と4本の差は音の大きさだけでなく、音の美しさも関係してきます。ここは4本で演奏して欲しかったところ。
盛り上がる場面は速めのテンポで押し進めるスタイルは、ミュンフンの熱血系を反映しているように思われます。
オケのミスタも少なく、音楽に深みとか精神性をみようとしなければ、なかなか良い演奏だったと言えるでしょう。
作曲家 指揮者 交響曲 オペラ∩声楽曲 日本伝統音楽