SARASAさん
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コンチェルト・シュトゥックは事実上演奏不可能なのですよ。ミスを隠すために音が小さかったとか?
マンフレッドはスコアリーディングのレッスンで弾かされそうになりましたね。持ってないといったらドヴォルザークになったのかな?Sy.1は今更やるにはとても難しい曲。されどう解釈したら良いでしょう?
2008年05月26日 01時42分42秒
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今日の昼間、東京芸術劇場で行なわれた東京都交響楽団・作曲家の肖像シリーズ・シューマンを聴いてきました。
出演者、曲目の詳細は下記の通りです。
指揮:梅田俊明
ホルン*:笠松長久、西條貴人、和田博史、野見山和子
ピアノ**:イリーナ・メジューエワ
《シューマン》
コンチェルトシュテュック(4本のホルンと管弦楽のための)* ヘ長調 op.86
劇付随音楽『マンフレッド』序曲 op.115
序奏とアレグロ・アパッショナート ト長調 op.92**
交響曲第1番 変ロ長調 『春』 op.38
さて、感想ですが。。。。。。。
一口に、聴きやすいように思えて、きちんとした演奏をするのは難しい作曲家だなぁと改めて思い知らされた感じです。
1曲目のコンチェルト・シュトゥックは、期待が大きかっただけに聴き終わって正直ガッカリ。
ホルン4人のバランスは良いのですが、「あんなに音が小さくて良いの?」「音に力強さがなくて良いの?」という思いが付きまとった演奏だったのです。まるで、音を外すのを恐れているかのような印象を受けました。特に上吹き二人にその傾向を強く感じたのです。そうなると、正直言ってこの曲の魅力を根こそぎ刈り取ってしまったも同然。初めて生でこの曲を聴く方には新鮮だったかもしれませんが。。。
ちなみに、第3楽章に出てくるハイaでは、少し前の小節で1番の笠松はマウスピースを早業で交換していました。その効果は、ムムム。
マンフレッドは無難、序曲と・・・は、演奏後ブーイングが聴こえました。その心境、分かります。ちょっと乱暴なピアノのように感じました。
交響曲第1番、第1、第2楽章は良かったですが、第3楽章でのテンポ、第4楽章での金管群のバランスに難があったように感じます。3番『ライン』に比べたら扱いやすかも知れないですが、金管群の処理は十二分な配慮が必要でしょう。
なお、オケは全曲を通して14型でした。
画像はプログラムと、終演後のホールから1Fに向うエスカレーターの大混雑。
作曲家 指揮者 交響曲 オペラ∩声楽曲 日本伝統音楽