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昨夜は、東京オペラシティコンサートホールで行なわれたN響Music tomorrow 2008という今年度尾高賞受賞作品の発表を兼ねた新作現代曲ばかりの演奏会に出かけてきました。
プロフラムは
西村 朗 / 幻影とマントラ(2007)[第56回「尾高賞」受賞作品]
M. リンドベルイ / フェリア〜オーケストラのための(1997)[日本初演]
原田敬子 / オーケストラのためのエコー・モンタージュ(2008)[N響委嘱作品・世界初演]
指揮は、まだ20歳代後半ながらパリでブーレーズの元で活動しているジャン・ドロワイエ。
開演前、舞台では白石美雪の司会で西村朗と原田敬子によるプレトークが行なわれ、自作の簡単な解説や、オーケストラ曲の作曲対する相手と自分のアプローチの違いについて語られました。
このなかで、西村が「オーケストラを最初から音の集合体として捉え、その音をどう扱うかを考えて曲を作る」というのに対して、原田は「オーケストラを構成している個々のプレーヤーの音をまず追求し、結果的にそれが集まるというイメージで曲を作っていく」という違いが語られたわけですが、実際に音楽を聴いてみると、確かにその違いが分かりますね。
西村の音楽は、聴き心地は良いですが、いわゆるワクワクという感覚を抱かない音楽。しっとり心に沁みこんで来る曲。
対する原田の音楽は、聴き心地よりワクワク感に富んだ面白みがあります。演奏する側の緊張感が伝わってもきます。
今回聴いた3曲では、一番楽しく素直の楽しめたのがリンドベルイの作品。次いで原田、最後に西村の作品という順ですが、何度も聴くとしたら?となると、原田と西村の順序が入れ替わることになりそうです。
ちなみに、3曲の楽器編成を書いておきましょう。
西村
fl.2(poco.1),ob.2,cl.2,fg.2,hrn.2,trp.2.tuba.3
percussion[vibrahone,tub-bell,narimba,chromatic gong,crotales,bass drum,flexatone,sleighgells,suspended cymbal,tam tam,wind chimes],pf.1,hp.1,str.
リンドベルイ
fi.2,pico.1,ob.2,e.hm.1,cl.3,bs.ci.1,fg.2,contra-fg.1,hrn.4,trp.3,trb.3,tuba.1,tympani.1
percussion[bass drum,vibraphone,bongo,spring coil,bell tree,triangle,tam tam,tom tom,mark tree,suspended cymbal,marimba,crotales],pf.1(celesta.1),hp.1,str.
原田
fi.3(pico.3,alt-fi.1),ob.3,cl.3(es-cl.2,bass-cl.1),fg3(contra-fg.2),sop sax.1(tenor sax.1),hrn.4,trp.2 trb.2,tuba.1
percussion[vibraphone,crotales,suspended cymbals,marimba,xyiophone,slit-drum,chinese cymbals,metal plates,bongo,sand blocks,tam tam,rote-tom tom,hi-hat,cymbal,japanese wood block,wood block,anvil,tom toms,shaker,tub-bell,bass drums,sizzle cymbal,timpani,rachet,snare drum,wood board guiro,gongs],pf.1,positive.organ.1,hp.1,str.
左右2階客席中ほどに、各str.2
以上。
会場には、多数の作曲家の姿がありました。
個人的ファンの湯浅譲二さんもいらしていましたね。
作曲家 指揮者 交響曲 オペラ∩声楽曲 日本伝統音楽