SARASAさん
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このブログ(日記)へのコメント
綺麗な女性が乗っていると興味のないレパートリーでも開けてしまいます。SARASAさんは書かせ方上手いですねえ!!!!!
2009年02月12日 17時07分59秒
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昨日は、東京・池袋にある東京芸術劇場で開催された東京ニューシティ管弦楽団の定期演奏会に行ってきました。
第60回定期演奏会
「ザッツ・アメリカン・エンタテインメント」
ガーシュウィン:キューバ序曲
グローフェ:組曲「グランド・キャニオン」
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
バーンスタイン:「ウェストサイドストーリー」よりシンフォニック・ダンス
2009年2月11日(水・祝)14:00開場 14:30開演
指揮:内藤 彰
ピアノ:国府 弘子
自分の目当てはグローフェの組曲「グランド・キャニオン」でしたが、この日ほぼ満席の聴衆の目当ては、なんといっても国府の登場するガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」でしょう。
この日の演奏の成否を分けるポイントは、指揮者とオケのリズム感。いわゆるクラシック音楽のリズム感とはまた違ったスィングを要求されるわけで、それに答えられるかどうかが鍵でした。結果としてパーカッション群とサックスのトラたちから良い影響を受けつつもちょっと重い感じでしたね。
冒頭のキューバ序曲、演奏開始時にはパーカッションとオケに微妙なズレが生じ内心ヒヤッとしましたが程なく一体となり一安心。
フローフェの曲は、一口で言うならアメリカ版R.シュトラウスという印象で、グランドキャニオンの情景を上手く描写している曲だと思います。これまでCD(NAXOS)でしか聴いていなかったので、生で聴けて本望。
さて、国府のソロによるガーシュイン。これは国府の演奏を聴けただけでも良かったですね。この曲を面白くしかもしっかり演奏できる日本のジャズピアノスト、国府と小曽根真くらいではないでしょうか。年齢的にも近いし、もともとはクラシックピアノ出身の二人。様式美に長けている小曽根に対して、音楽の振幅に長けている国府。この曲を聴き込んでいる訳ではないので国府が実際にどの程度演奏に即興を入れていたのかは分からないのですが、聴いていて心地よく楽しめました。
それにしても、今回は本当にお客さんが入っていましたね。オケとしては、国府に大感謝でしょう。こんどは小曽根をソリストにモーツァルトか自作のピアノ協奏曲を演奏してもらいたいです。
作曲家 指揮者 交響曲 オペラ∩声楽曲 日本伝統音楽