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昨日は朝からBSで放映されていたブロムシテット指揮NHK交響楽団によるブルックナーの交響曲第5番(ノヴァーク版)を聴き、久し振りにブル5の世界にドップリ。
こうなると通勤時間もこの曲を聴いていたくなり、既にウォークマンに入れておいたマタチッチ指揮NHK交響楽団のブル5を会社の行き帰りに聴いていました。
この曲は基本的に2管16型で演奏するので、構造的にはブルックナーらしい雄大さはあるものの、音の厚みとしては時折希薄になる部分もありますね。ブロムシュテットの演奏は、そうした希薄さはそのままに演奏するのに対して、マタチッチは重圧かつ劇的さを追求していて、ラストの管楽器群別働隊や打楽器の活躍が派手な演奏。
以前はマタチッチの演奏にかなり興奮を覚えたのですが、今回改めてじっくり聴いたら重圧過ぎるような印象を受け、自分でもビックリ。
そうか、最近5番はブロムシュテットやインバルの演奏を中心に聴いているからかもしれないなぁ。
ブロムシテットのブルックナー、必ずしも納得のいくものではない演奏の多い中、5番は良い演奏(解釈)だと思います。
作曲家 指揮者 交響曲 オペラ∩声楽曲 日本伝統音楽