SARASAさん
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このブログ（日記）へのコメント
興味があるので、多少、行きたかったコンサートですが、
どうも声明をコンサート会場で聴くのは？
この新作は？
＆
大雨
他の会合が重なり
行きませんでした。
> このコンサートが何を目指したものか曖昧さの残るところでもあった。
というのに、興味をひかれます。
2010年10月31日 15時54分31秒
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昨日は、JR京浜東北線王子駅前にある総合文化施設北とぴあにあるさくらホールで開催された｢アンサンブル遊聲 コンサート2010｣に出かけてきました。これは、北とぴあ国際音楽祭2010の一環として行われたコンサートの一つです。
プログラムは下記の通り
第1部
声明｢始段唄｣（天台声明秘曲）
声明：海老原廣伸
雅楽 古典「平調調子」
笙：宮田まゆみ
声明「四智梵語讃」「古慶梵語讃」（天台声明）
声明：海老原廣伸、日吉聖順、室生述成、日吉円順
第2部
細川俊夫作曲「新・観想の種子ーマンダラー」〜声明と雅楽アンサンブルのための（1986/959）
声明：海老原廣伸、日吉聖順、室生述成、日吉円順
龍笛：芝祐靖、笹本武志
笙：宮田まゆみ
篳篥：八百谷啓
箜篌：長澤真澄
前半が伝統的な古典作品、後半が現代のクラシック音楽作曲家の作品の一部改作された曲というプログラム。
演奏内容を詳しく論評することはmixiの場にそぐわないので避けるが、一番面白いというか興味深かったのは、細川の作品。視覚的にも音楽的にもある一点を除き非常に心引かれる作品。全7楽章からなる作品で、そのうち4楽章が改作、3楽章が新作と解説にあったのだが、そのうち新作である�江呂�？であった。譜面上は良かろうが、実際に演奏して聴かせるとなると、ちょっと苦しい。演奏技法上ではなく、楽器の音量と聴衆の耳のバランスの問題。ちなみに、プログラムに書かれた�江呂硫鮴發蓮崚漾Ｅ澤平А�Ｄに座する箜篌奏者の持続音（ドローン）を中心にする器楽アンサンブル」とある。問題は、箜篌の音の扱いなのだが。。。
前半の古典、壮大華厳ではなく、室内楽的エッセンスに満ちた作品を選んでの演奏にはただただ感服。ただ、声明や雅楽初心者向けとは到底言えない選曲であるところが、このコンサートが何を目指したものか曖昧さの残るところでもあった。
作曲家 指揮者 交響曲 オペラ∩声楽曲 日本伝統音楽