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といっても「ハレルヤ」のみ
最後に歌える人全員で大合唱!
ヘンデルはこの曲を作った後に感動の涙をながして
”I did think I did see Heaven before me,
the great God himself.”
って思わず出てしまった言葉
この曲を聴いて思わずチャールズ2世が感動のあまり立ち上がって名曲への敬虔の念を示したと言われているゆえに今も伝統的にこの曲になると全員が起立する。
今回はなかったけど。
しかし、聴かれた人が次々と感動の挨拶をして帰ってくれた。
ヘンデルもモーツァルトのように天才肌の作曲家であった。
74年という作曲家としては長寿を全うしたゆえに
歌劇51、神劇23、教会音楽20と多くの作品を残している。
自分の感動したものがそのまま音楽に現れて素直に楽譜にされているのが印象的だ。
その敬愛する彼のハレルヤを演奏する事ができたことは何よりの恵みで、指揮をしてて、その歌詞が現しているメッセージの実現を早く見させてほしいと願う今日のちいさな演奏だった。
決して上手くない
私も感極まってアップテンポを要求してしまった。
でも演奏をしながら
涙を流せるのは多くはない、指揮者もその一つ。
これほど嬉しい演奏家はないと思った。
もっと勉強したい。
どのように自分で勉強すればいいか分からない。
どのように譜を読めばいいかも分からない。
でも、皆が一つになって歌ってくれた時の感動は忘れる事ができない。
未来を見つめて行きたいな。
声楽 指揮・作曲 邦楽器