hiroさんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

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老人学

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アゴが痛くて歌えない分本を読んだり、
他の仕事に集中することにしました。
でもご飯を食べることに集中しすぎて疲れました・・・


セミナリー時代に、人間学を学び、その中に「老人学」
というのがありました。

「白髪の人をみたら敬礼しなさい」という言葉があるように、長い人生を歩んでこられた方を見て学ぶことは大切であることは言うまでもないですね。


僕は今、これからの自分の仕事や生活、全般的に自分自身を振り返る時間を与えられています。

今読んでる本は老人学を学ぶに適した本で
多くの老齢の方々が自分の人生について語っているのをまとめたもので興味深いものです。
夜寝る前に読むと「ここ赤線引きたい!!」と思いながら読んでしまうのでサラサラ眠れません・・・

そのなかの一人に音楽家がおられました。
ピアニストです。その方は著者にこういわれました。

「若いということは、なかなか大変なことなんです。人生をどうやって生きるか決めなければなりませんからね。それはとても難しい事です。私はピアノを弾くのが好きでした。他の子供たちが外を走り回っている間、何時間でもピアノの練習をしたものです。人に言われなくても、自分からすすんでピアノの前に座ったんですよ。自分が本当にやりたかったことなんです。
 大人になっても、ずっとこんな調子でしたね。まわりの人には、他の仕事を見つけたほうが楽に暮せるよといわれました。どんな仕事だって、ピアノ弾きよりはましな暮らしができると。彼らの言うとおりだったと思います。でも、私は自分の仕事が何よりも好きでした。」

著者はこの方との交わりを通してこう記しています。

「アルツハイマーの症状が進行していた彼は、普段は自分がコンサート・ピアニストだったことを忘れている。それでもたまに、若い頃をはっきりと思い出すことがあった。あるとき、私は彼に何か弾いてほしいと頼んだ。彼は『弾き方が分からない』と言ったが、私は手には頭とは別の記憶があるのだと言って、彼をピアノの前に座らせ、指を鍵盤の上に置いた。彼はしばらく鍵盤にふれていたが、突然ショパンのエチュードを堂々と弾き始め、素晴らしい技巧を披露した。彼はまるで他人事のように、自分自身の見事な演奏に驚いていた。」



僕はまだまだ人前で聴かせるものは持っていないけれども、自分の持っているものしか、人には与えることができないのだから、思い切って今から進もうとしている道を切り開けるようにしていこうって思いました。

世界に羽ばたくオトコマエのhiroになれるように
がんばろっと♪

 声楽 指揮・作曲 邦楽器


日付:2007年03月07日

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