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メシアン

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いま、メシアンの

『世の終わりのための四重奏曲』

に触れているのですが

とても素晴らしい、深い音楽を追求された音楽家の一人なのだとつくづく思わされました。


ウィッキペディアより


20世紀前半から後半にかけてヨーロッパの現代音楽界を牽引した作曲家のひとりであり、

加えて、多くの著名な子弟を育てた音楽教師として知られる。

オルガニスト、ピアニストとしても長年演奏活動を続け、録音も数多く残している。

本人は作曲家としての肩書きに加えて、彼の見地から「リズムの創作家」を名乗っており、また神学者としても稀にみる博学さを持ち合わせていたとされる。

そして鳥類学者としては、世界中の鳥の声を採譜した貴重な偉業を成し遂げた。

音と色彩についての言及は多く、音を聴くと色彩や模様などを連想するという共感覚の持ち主であるとされ、その詳細な記述は世界の人々を驚愕させたが、その連想を楽譜に書き込むことも多かった。

 バリトン・バス 指揮者 オペラ∩声楽曲 古楽


日付:2012年06月01日

23件のコメント

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このブログ(日記)へのコメント

Shigeru Kan-no

この曲は第二次大戦中に出兵して捕虜になった強制収容所で書かれたんですね。

偶然同じ部屋にクラリネットと弦3本のチェロ、ヴァイオリンピアノがあって演奏できる兵士がいて5線紙もあり曲を作って演奏するのを許された。。

2012年06月01日 17時48分19秒

hiro

ピアノのキーも壊れたのが多かったようで
そのような中で素晴らしい楽曲が生まれたのが
オリヴィエ自身の超自然的な音楽性に
感動します!

2012年06月01日 20時56分27秒

Shigeru Kan-no

それだけ音の選択は狭まりますが、逆に制限が多いと反って作り易いものですね。

2012年06月02日 01時22分54秒

メシアンといえば、トゥーランガリア交響曲や鳥のカタログしかしらなかったのですが、こういった作品もあるのですね。
機会があればぜひ聴いてみたいです。

2012年06月02日 15時05分15秒

Shigeru Kan-no

もちろんトゥーランガリア交響曲が代表作でしょう。「世の終わりのための四重奏曲」は初期の若いときの作品ですね。

2012年06月02日 17時09分07秒

hiro

kan-noさん
なるほど、言われたらそうかもしれませんが
あのような収容所で作られたというところに
メシアンの音楽に対する意気込みが感じられますね、



あみーなさん
アシジの聖フランシスコのオペラなども
作曲されていますね♪

2012年06月03日 23時15分06秒

Shigeru Kan-no

まあー、当時はユダヤ人に対するような強制労働は無かったのでしょう。フランス人に対する自由な時間があったのだと思います。

「アッシジの聖フランシスコ」はボッフムで見ましたが巨大なオペラですよ。宗教的には「パルシファル」を思い出します。

最近最晩年の「閃光の彼方に」の楽譜を手に入れました。「アッシジの聖フランシスコ」よりも更に巨大な編成です。

2012年06月04日 01時57分03秒

hiroさん

アシジの聖フランシスコ、ぜひ見てみたいです。
アーメンの幻影、キリストのまなざし等、宗教的なタイトルや題材が多いのは、彼が神学者だったからなのですね。

2012年06月04日 11時34分44秒

Shigeru Kan-no

特に学者ではありませんが、バッハのように信仰が厚かったようです。近くで見るとローマ法王のような感じの人ですね。

「アッシジの聖フランシスコ」の日本上演は凄く難しいでしょうね。編成が編成で長さが長さなのでとんでもない費用がかかります。昔小沢さんでコンサート形式の抜粋でやったぐらいでしょう。そもそも新国のピットにはあの巨大なオケは入りません。

2012年06月04日 18時04分56秒

hiro

CDはすでに手に入れて聴いているのですが
フランス語はわかりません、、、泣

しかし、さまざまな、色彩豊かな音が奏でられますね!!

2012年06月04日 23時57分21秒

Shigeru Kan-no

CDは最近やたらと出てきますね。昔はタッシの演奏が完璧で凄かったのですが、誰でもやる時代になって来ました。まあー、各楽章の表題が日本語訳で解説されているでしょう。

2012年06月05日 17時44分45秒

メシアンは共感覚の持ち主だったのですね。
あの色彩豊かな音はそのせいだったのですね。
共感覚は、自分も通じるところがあります。
音や調性でこの調性だと何色とか勝手にイメージしてました。
作曲したらよかったのかもしれません。
それを踏まえて、またメシアンの作品を聴いてみます。色々勉強になりました。

2012年06月05日 18時04分24秒

Shigeru Kan-no

和声は事実上の色彩和声ですね。ドビッシーからの継承でしょう。

長らく絶版になってもう絶対手に入らないメシアンの「わが音楽語法」を読むと和音の房とかかれています。おいしい葡萄のように例えたのですね。

調性の色彩感覚はあります。スクリヤービンが有名でしょう。自分だったらブラット系は白から始まって赤の方向に、シャープ系は白から始まって青の方向に回っていくイメージがありますね。

2012年06月05日 18時09分02秒

和声の房、面白い表現ですね。
私もフラット系は暖色、シャープ系は寒色ですかね。
スクリャービンは確かに色彩感覚を感じます。

2012年06月05日 20時38分50秒

Shigeru Kan-no

葡萄のように甘くて美味しい音の集まりということですね。

僕の個人的な色彩感覚です。かなり違う人もいます。

2012年06月07日 21時43分05秒

hiro

今回その色彩音に関しても
いろいろ学べたので、少しでも
自分の音楽つくりや、合唱指揮にも応用できたらと思います!!

2012年06月08日 00時41分41秒

Shigeru Kan-no

音と色彩を組み合わせるときに入用ですね。音そものの実際に映像などで具象化しない限り個人的な世界の中ですからどうイメージしても無害ですが。

2012年06月08日 17時16分11秒

九尾

メシアンといえば、「トゥーランガリラ交響曲」「峡谷から星たちへ…」「彼方の閃光」が好きなのですが、どれも大規模なので余裕のある時しか全曲聴けないのが残念。

しかし、メシアンに限らずフランスの作曲家の作品はタイトルが洒落てますね〜。
「水晶の典礼」とか「世の終わりを告げる天使のための虹の混乱」とか「忘れられた捧げもの」とか「天の都市の色彩」とかとかとか、実にこう、グッとくる。

2012年06月08日 20時24分17秒

Shigeru Kan-no

日本の作曲家もこのタイトルのつけ方の影響が残っているのでオーソドックスといえばオーソドックス。逆に下手なのがドイツの作曲家。外側のタイトルではなくて中身だけで勝負しますからねえー。

2012年06月09日 03時50分39秒

九尾

ドイツの作曲家は、下手というか、無骨で無愛想。
ロシアもどちらかというと無骨。
イタリアは、フランスほどではないけど、オシャレ。
イギリスはフランスみたいに凝ってはいないけど、オシャレ。
作曲家にもよるけど、そんな傾向がありそう。

タイトルの付け方にも、お国柄がでますね。

2012年06月09日 09時48分30秒

Shigeru Kan-no

うん無愛想。人が悪いんじゃなくてそういう風土で気質。中身しか大切にしないから表面はどうでも良い主義。

日本に似ているのはラテン系などの南欧。

2012年06月09日 16時33分42秒

九尾

タイトルで得したり損している面もありそう。

「世の終わりのための四重奏曲」が、単に「四重奏曲」だったら…
「トゥーランガリラ交響曲」が、単に「交響曲」だったら…
中身は同じでも、興味を持つ人は減っているかも。

良い例が、ルトスワフスキだと思います。

作品の凄さ(強烈な色彩感や、独自性)はメシアンに匹敵というか、個人的にはそれ以上だと思うのですが、タイトルが「交響曲第O番」とか「OO協奏曲」だけ。
一般的な知名度ではメシアンに劣りますね。

第三交響曲に何かそれらしいタイトルが付いていれば、もっと有名だったのではないかな?

2012年06月09日 20時36分36秒

Shigeru Kan-no

タイトルが魅力的。一回見たら聴いて見ようかなという気持ちになります。

故イサン・ユンが言っていたけどドイツ系の作曲家は作品のタイトルに苦労しているようです。実は自分もそうですね。中身優先なので作曲中タイトルまでは考えていないのです。もっと良い名前ならばもっと売れるのに。

2012年06月10日 04時25分53秒

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