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4月から合唱指揮者という役があたっていて
その中でも独唱をする必要もあって
またバッハ合唱団ではバスパートで
LOW「Cis」という低い音を出すように求められ
さっきの独唱の曲といえば
上は「G」が出てくるわけで、
普通のバリトンでは、どっちも
許容範囲を少し出てしまう音域ではあります。
指揮をしていると
鼻から息をすることが結構難しくて
口から息をして指揮をすると
歌ってもないのに
のどがカラカラになってしますことが多々。。。
でも、どのような場合でも対応できるように
学生のころから言われ続けてきて
スーパーサブとして影で取り組んできた中で
いつも聴いてきた好きなバリトン歌手が
Thomas Quastoff
トーマス・クヴァストフ
サリドマイドという症状をおもちの中で
努力に努力の中で生み出されていった
深く、豊かな声を持たれており
初めてモーツァルトのバスのための
コンサートアリアのCDを聴いたとき
瞬間で魅了されていきました。
そのあと、サイトウキネンの
マタイ受難曲でのイエスを歌う映像を観て
さらに感動を与えられたバリトン。
いまクリスマスを前に自分が取り組んでいるのは
メサイヤとクリスマスオラトリオ
彼もオラトリオのソロを歌っています。
http://www.youtube.com/watch?v=PcEcO5XOzQM&feature...
シューマンの詩人の恋のCDを聴くと
Ich Grolle nichitとかは
ちゃんと上の「A」を出されるし
コンサートアリアでは
Low「C」は出すし
脅威のバリトン!
五体満足でも出せない音域を
見事に響かせる人が
やはり、フィッシャーディスカウにも
認められた故であったと思います。
自分も日々取り組むなかで
あきらめない気持ちをなくさずに
邁進していきたいと思っています!!
バリトン・バス 指揮者 オペラ∩声楽曲 古楽