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本日、アカペラアンサンブルで歌ってきました。
とっても響きのよい教会堂で歌わせていただきました。
内容の一部はこんな感じ
グレゴリオ聖歌より《Ut queant laxis》
モンセラートの朱い本より
《Polorum Regina》
《Mariam Matrem Virginum》
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン
《Spiritus Sanctus Vivificans Vita》
ストラヴィンスキー
《Ave Maria》《Pater Noster》
エセンヴァルズ
《O Salutaris Hostia》
バルドス
《Eli Eli, Lama sabachthani》
他
たとえば、
ヒルデガルト・フォン・ビンゲンは
修道女・作曲者ですが
宗教音楽の世界だけではなく
ドイツ医学、特に薬草学の祖とされる方でもありました。
いろいろな時代の作品を演奏しましたが
メンバーをはじめ、日本人はとくに
クリスチャンではありませんので
宗教観、どのような思いをもって歌うことが大切か
ということを学ぶことは難しいのではないでしょうか。
知識としては、マニアックな内容ですので
みんな大好きなんです・・・笑
いろいろな議論が始まるんですが
たとえば
「Eli Eli Lama Sabactani」はアラム語で歌われていて
バッハのマタイ受難曲では「〜Lama Asabtani」は
ルター訳にしたドイツ語聖書からのテキストだから違うのか？
などなど・・・
しかし誰もが感じることができることは
1000年、2000年をすぎてもなお存在する
音楽のすばらしさです。
それは何ものでもなく
世界と人類の創造者・神に対する讃歌です。
ぼくたちがこのようなすばらしい作品を
極めていくには
生活、思い、すべてにおいて聖別しなければ
ならないのではないかと
今日、つくづく思いました。
再来週は、ヨハネ受難曲を歌います♪
合唱がメーンですが、ペトロ役にもなります♪
バリトン・バス 指揮者 オペラ∩声楽曲 古楽