シャルルさんのブログ（日記）〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

今はもう、なくなっちゃったお店なんですが。
我が住処から近い横浜中華街の、
西門通りと呼ばれる通りの中程に、
２階から西門通りを見下ろせる、
中華のファストフード店の様なお店が
有ったんです。
小雨の降る平日の午後に行くのが好きでした。
傘をさすかさすまいか悩むような降りの雨の日に、
最低限の荷物だけ入れたバッグ片手に出かけました。

車一台分＋アルファの道幅で一方通行の通りです。
近隣のお店に品物を納めに来るトラックや、
コックさんがキコキコこいでる自転車、
女性ばかりの観光客の一団や修学旅行生と
思しき中高生などなど。
ポットで出される温かいウーロン茶を飲みながら、
小雨そぼ降る西門通りのそんな景色を
のんびり眺めていると、
ゆっくりと流れる「時間の川」の中州にでも
乗っかって ボンヤリしているような。
そんな気分に しばし浸れました。
その後、バスに乗って某美術館へ。
照明を落とし気味の、広いフロア中程に置かれた
小ぶりのソファーに腰掛けて、
正面に掲げられていた絵を遠目に眺めながら、
色々な事を考えるのもまた、心地よかったです。
小雨の日が良いんです。
小雨だと、仕事探さないで済みましたから。
（・・・その頃は失業中でした(^^ゞ（笑）

ありますよ。ありますよ。
　
本当に今、自分の置かれている現実から離れて非日常空間においてみたくなるの、絶対にあります。
　
私は、昨日、仕事をしながら(店舗を回る仕事だから許されたのですが）ちょっとそういう空間にひたてきました。
　
赤坂のとある喫茶店、それも２階のバルコニーから
今度新しくできるビルを眺めながらね。。
　
でも、室内ではなかったし、また庭を見てはいなかったけれど、自分の時間を少しだけ持てましたよ。

何からも邪魔をされないでね。

＞慈和さん

そんな場所があったんですね。
都内だと、かつての東京ステーションギャラリー
の喫茶コーナーが、窓から外を行きかう人の姿を
見ることができました。
あそこは良い場所でした。（現在リニューアル中）


＞マ・ノントロッポさん

でしょう、でしょう！

ぼんやりする時間も、ときには必要ですよね。