シャルルさんのブログ（日記）〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

南青山にある｢秋山庄太郎写真芸術館」に行ってきました。
参加者は３名。

展示は、★震災復興支援シリーズ企画展「えがおの日まで〜秋山庄太郎写真芸術の70年〜」 第２部「ライフワーク」（花・女、パリにて）★と題したもので、女優のポートレート、パリでのスナップショット、やがて見出すライフワーク「花」の諸作品が出品されていました。

被写体となった有名女優は、原節子、有馬稲子、岩下志麻、若尾文子、吉永小百合、山田五十鈴、大原麗子他のビッグネームがズラリ。
皆、昔の白黒写真なんですが、本当に美女ぞろいでした。
特に岩下志麻は、今のような凄みのある女優とは似ても似つかぬ可愛い顔。
意外な発見がたくさんでした。

さて、１Fから３Fまでの展示を見た後、３Fの喫茶コーナーで一休み。
今日は、２：３０から１Fで、ピアノのミュージアムコンサートがあるので、それまでの時間調整です。

お茶を飲みながら雑談していると、小柄な女性が現れてスタッフと挨拶。
何と、ニューエイジのピアニストの中村由利子さんでした。
私は彼女のファンクラブに入っていて何度かお話したこともあったので、
｢由利子さん、ファンクラブに入っていた〇〇です。」
と挨拶。
今日は彼女のコンサートではないのですが、かつて秋山庄太郎と｢花舞台」というDVDでのコラボをしたことがきっかけで、ここのギャラリーにピアノを寄贈し、それを彼女の生徒さんが演奏するということで、来館したようです。

どうやら、期間中何度か行われるミュージアムコンサートは、すべて中村由利子さんの指導を受けた人たちが当番制で出演する企画のようです。
本日の出演は、別府直子さん。
プロのピアニストというわけではないようでしたが、｢さくら」、｢ジムノペディ」、別府さんのオリジナル作品他、弾き語り１曲、ピアノソロ数曲をMCをしながら演奏。
最後に、別府さんのピアノ伴奏で来場者全員で、｢花の街」、｢おぼろ月夜」、｢花」などを歌って終了。
おまけのような形で、中村由利子さんが即興演奏を披露して幕となりました。

ギャラリーそのものは、決して大きくはないのですが、混雑もなくゆったりと鑑賞できる環境でした。
また、次の企画展示が秋にあるので、見に行こうと思っています。
表参道駅からは少し歩きますが、行って損はない場所だと思います。
近くには、根津美術館があります。


ちなみに、企画展示の題名にもなっている｢えがおの日まで」（中村由利子作曲）は、こんな曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=Ng-h6-II2zw


◆会場
秋山庄太郎写真芸術館
（東京都港区南青山４−１８−９）
http://akiyama-shotaro.com/index.html

　テノール・カウンターテナー　ソプラノ　ピアノ　声楽　オペラ∩声楽曲