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たまにはベートーベンやブラームスも

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 現代音楽を聴くようになると、どうも古典派やロマン派などから興味が遠ざかってしまいます。
 中には古典派やロマン派の価値を見失ってしまい、気嫌いしてしまう人もいますが、これは現代音楽を理解できるようになればかかる病気のようなものです。
 しかし、古典派やロマン派も決して完成度が低い音楽ではありません。まぁ完成度の低い曲なら何百年も残るはずがありません。

 僕も現代音楽に興味を持ち出した頃は、ロマン派以前の曲から遠ざかりましたが、たまにベートーベンの第9番とか聴いて感動する事もありました。ベートーベンの第9は、かなり力を入れて書かれた曲だと分かります。特に合唱の入る最終楽章の終わりの方で9つもの対旋律が交錯する場面は素晴らしいです。
 また交響曲第3番「英雄」の第3楽章、第4楽章は楽しいです。聴いていて元気が出ます。
 ベートーベンの交響曲第1番はハイドン風、第2番はモーツァルト風と言われる事もありますが、第3番は完全にベートーベンのスタイルが完成した交響曲だと思います。

 ブラームスの交響曲第1番はベートーベンの真似だと言う人がいますが、僕はそう思いません。確かにベートーベンを参考にしてそうな部分もありますが、よく聴くと完全にブラームスのスタイルが確立されています。「喜びの歌」に似てると評される第4楽章のハ長調の主題ですが、登場の仕方や展開の仕方が全然違います。
 僕はブラームスの交響曲第1番で最も好きな楽章は第3楽章です。本来スケルツオであるはずの楽章ですが、スケルツオではなく、牧歌的で美しい3部形式になっています。クラリネットを中心に奏でられるメロディーは大変美しく、印象に残ります。

 ブラームスの交響曲第1番、第1楽章は、最初絶望的な暗く重い感じで始まりますが、やがて慰めるような風に変わります。そして緩叙楽章である第2楽章、第1楽章と違って、あまり力強い主張はありません。それから
美しい第3楽章、そして第4楽章はドラマチックで力強い楽章です。なので、落ち込んでる時にこの曲をよく聴きます。この曲とテイストの似た曲はあるようでないと思います。
 
 

 フルート 作曲家 指揮者


日付:2012年07月30日

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