ブルーベリーさんのブログ（日記）〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

これを罰する法律が無いんですね。今回のは著作権者が変わるだけの話。買ったCDも内容は全く同じだから作った人が違うでは罰せ無い。

著作権法と景品表示法での摘発は可能性が低いみたいですが、作曲者名を偽って楽曲を販売したということで詐欺罪になる可能性はあるみたいです。

あと、佐村河内氏は耳が聞こえないと主張していますが、記者会見を鵜呑みにするならそれは嘘のようなので、それが立証されれば摘発されるみたいです。障害者手帳の不正取得とか、障害者年金の不正受給とかで。

現代の○○という呼称にあまり良いイメージを持っていませんでしたが、今回はさらにイメージが下がりました。

18万枚のCD回収したら大変ですよ。

でも聾唖者と偽って売った場合にはそれはありえますね。

日本はそう呼ばないと売れないのです。「運命交響曲」とか「革命交響曲」とかね。

政治家も自身や応援者からそう呼ばれることはありますが、その呼称に相応しい働きをする人っていませんからね。僕が現​代​の​○​○​と​い​う​呼​称​に​あ​ま​り​良​い​イ​メ​ー​ジ​を​持​っ​て​い​ない理由はそこにあります。まだ、浪速のモーツァルトの方が信用できるｗｗ

・全盲→実は見えていた
・自分で作曲していた→楽譜の読み書きすらできない
・他のゴーストライターがいる可能性あり
・未成年の義手のヴァイオリニストと両親に服従を強要していた

他にも叩けば叩くほど埃が出そうですね。何より、クラシック関係の話題で日本のマスコミを釘付けにできるということは、各社がかなりの情報を持っているか、特集を組んで広めたことを無かったことにしたいかのどちらかでしょう。

NHKも民放も、特集を組んだことのある局が多いみたいです。NHKに至っては、プロデューサーが事実を知った上で、事実を隠して放送をしたのではないかという憶測まで出てきています。

「・未成年の義手のヴァイオリニストと両親に服従を強要していた」って良くわからないのですが何か事件の匂い。

でも今回の形は自首という形態なので詐欺で有罪でも罰金刑などのかなり軽くなる可能性はあります。

会見の要点とヴァイオリニストの父親のコメントがまとめられたURLを貼っておきます。
http://blogos.com/article/79742/

ゴーストライターの人、詐欺まがいのことの片棒を勝がされたのに人が良すぎる。

ちなみにゴーストライターの名前をJASRACデータベースで検索したところ、昨秋に亡くなった三善晃氏の曲のうち、２曲において公編者として登録されていました。音大で教職に就き、三善氏に認められたとなれば、かなりの実力者なのだから、ゴーストライターに徹しなくても良かったのに。

しかも、ゴーストライターの知らないところで、芥川作曲賞に応募され、三枝成彰氏からかなり支持されて受賞目前だったみたいです。受賞してたらもっと大変なことになっていたでしょうね。

記者会見の動画（１時間30分）
http://live.nicovideo.jp/watch/lv168278903

僕も編曲ですがゴーストやったことありますね。若い作曲家でお金が無いと安ギャラでもすぐ飛びつきますね。名前はその人が書いたことになっているので出ないし、提出がコピーではなくてその証拠が見せてもわかるように自筆譜なのでとても嫌です。僕は一回で辞めてしまいました。

仮に受賞してたらこの時点で取り消しでしょう。三枝氏はコマーシャルの作曲家で有名ですが、現代音楽の専門家では全く無いのです。素人が現代音楽の価値がわかるはずもないしですね。

若い頃にゴーストをやっていたとか、レコード会社に勤めているのでゴーストをやっている人はよくいるみたいですが、新垣氏は長くやり過ぎましたね。

あと、芸能界の音楽プロデューサーがどんなに軽い仕事なのかも露呈しましたよ。テレビのコメンテーターや評論家とかが、『作曲家と自称するのではなく、プロデューサーにしとけばよかったのに。』というようなことを発言していました。曲の構成やイメージを決めるのって、作曲家か依頼した演奏家だと思っていました。

それにしても、最近は耳が聞こえ始めたとか言うコメントを出して医学界を騒然とさせ、代理人の弁護士が代理人を辞めても、本人は出てこない。

ゴーストライター騒動だったのに、厚労大臣や自治体がコメントを出したり市民賞を取り消したり、とんでもない方向に向かっていますね。

まあー、こんなに売れているのに名前が全然でない作った作曲者本人には辛かったでしょうね。五体満足の作曲家やプロデューサーでは全く売れなかったでしょう。あくまでももまったく聴こえない人が作ったことになっているので爆発的に売れたわけです。今は恥ずかしくて出て来れないですね。

先週の「アエラは騙されなかった」で彼を取材したときの様子が載っていますね。何か座禅して瞑想すると天からカミと共に音が降ってくるそうですよ。これでオウム真理教のやり方に似ていませんか？よく人に噓を付く場合にやる方法だなあーと悟りました。3時間取材したけれどもすぐ怪しいと思って掲載しなかったそうです。

横浜市が障害者手帳の件で動き始めたようです。その記者会見が、市の担当者がマスコミに対して「答えられません」ばかりで、わざわざ開くような会見ではありませんでした。

座禅を組んで頭を壁にぶつけている（麻原のような）様子は、民放では放送されたらしいです。動画サイトには、後ろから投げかけられた言葉に即座に応答し、手話通訳者が慌てている様子もアップロードされています。

何かいかさま宗教みたいですね。

普通は作曲するといったら不通に机に座って文章のように原稿に書くだけです。音は何もしなくとも文章のように湧き出てくるものです。ピアノも座禅も瞑想も要りません。