ブルーベリーさんのブログ（日記）〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

いくらアベノミクスが出てきても不況のままだからどこでも生きて行くの必死なんでしょう。音楽なんか自分さえしっかりしていれば独学も相当できますしね。

タバコはね、ここではウィーン国立歌劇場なんかでも演出で歌手が吸わなければならないときがありますからね。クライバーの「カルメン」は演出家に吸わされていますね。

対面で楽典の授業をしてる時にタバコを吸ってたり（その当時、僕は声楽科志望）、先生がF1のレースをテレビで見てたからほぼ自習状態だったり、悪い点を挙げればキリがない先生でした。

そもそもは、教育大学の音楽科出身の人で、演奏者としての実績は、テレビのBGMがまだ生演奏だった時代に、テレビ局の繁忙期にヘルプとしてピアノを演奏したことぐらいしか無いらしいです。その他の演奏会とかコンクールへの出場経験はほぼ無いと言っていました。

教職に就いていたこともあるらしいですが、それを辞めた理由も、僕としてはあり得ない理由でした。

宝塚音楽学校に何人か教え子を送り出したらしいですが、怪しいものです。

今は音楽教室だけではやっていけないようで、カルチャーセンターで何かの音楽を教えているみたいです。

一番の自慢は、実家がお金持ちだったことのようです。そういう自慢を恥じることなく言い放つ人で、僕との相性は最悪でしたね。

ただ、近隣に音大受験をみてくれる音楽教室が他には無く、仕方なく通っていました。

その音楽教室を辞めた後、電話帳にすら載っていない、声楽や音大受験をみてくれる音楽教室が結構あることを、何人かの知人を通じて知りました。自分が通っていた音楽教室の客観的評価が悪かったということも。

原則はタバコはもちろん良くないです。でも本場では声楽で食うには毎日やっているオペラしかないですからね。もちろん演出家が要求すれば何でもできないと使ってもらえません。ポルノまがいの裸になることもよくありますね。ちなみに日本はオペラでも食えませんからみな副業やっています。東洋人の白人役は声がよくとも到底売れないのですね。

教育大学だと趣味の音楽程度しか教えられないですね。

＞教​育​大​学​だ​と​趣​味​の​音​楽​程​度​し​か​教​え​ら​れ​な​い​で​す​ね​。
そうなんですよ。個人レッスンだけど、時間待ちの間に会った人はみんな、ピアノの幼児教育、趣味でカラオケや声楽や作曲や楽器を学んでいる人しかいませんでした。当時は気になりませんでしたけど。

その作曲を学んでいた人はアメリカからの留学帰りで、日本の現代曲等の楽曲分析と現状を知るための方法として、その教室に通っているだけで、セミプロ活動はしていたみたいです。

本当に作曲だけで食っていければプロです。でも大半は食えないので先生している訳です。教えるわけは音楽では到底食えないからです。みんなそうですね。アメリカは金さえ払えば留学できますしね。何でもかんでも金次第です。

セミプロ活動とは、カフェとかでのピアノ奏者としてみたいです。それなりの報酬を得ていると言っていました。

即興演奏を中心にやってたみたいですね。今はどうなっているかは分かりません。また、実際の演奏を聴いたことが無いので、腕前はわかりません。ピアノ教育にも興味があったみたいだから、今はどこかの音楽教室で教えているかも。

当時20代後半のイケメンだったから、今はアラフォーの素敵なおじさまになっていることでしょう。

ジャズ系かな？ポピュラーだとクラシックよりも売れるね。クラシックは弾くのも売り出すのも大変です。

アメリカ帰りだからその可能性もありますね。

まあー、クラシックで食っていくのは本当に大変ですよ。ここのだって国際コンクール1位になっても食えないからみんな音大に入ってくる始末です。あの日本人だけではないのですよ。

そういえば、件の音楽教室ですが、僕の時には積極的でなかった各種コンクールの出場のための指導を始めたみたいです。

指導者当人にコンクール等の経験がほぼ無いのに、指導できるのかな。コンクールの情報は提携している楽器店とかから入ってくるのでしょうが、音大を出ていない素人を、コンクールで通用するまでに育て上げるのは至難の業だと思います。

『そこまでの責任は持ちたくないけど、指導だけならするよ』という方針なのかな。

今では国際コンクール取っても何ぼですからね。ないよりはいいですが。日本も長年の不況で苦しみとレッスンに払うお金がなくなるのですね。まず最初に削られますから大変です。