はかせさん
月別ブログ(日記)一覧
3件のコメント
1
このブログ(日記)へのコメント
はじめまして。
理想的な音楽環境で育たれた2人のお子様方。
我が家に音楽的DNAはインプットされていないので、母は人生半ばを過ぎてからライアーを始め、息子は小学校高学年になってからバイオリンを持ち、お互いに伸び悩んでいます(苦笑)。
「家族全員によるカルテットで子供達の楽器は父親の製作によるもの」。もう、これを聞いただけで、私など涙うるうるしてしまいます。
これからは、何か家族イベントがある時に大集合をかけてカルテット復活ですね。
2007年06月24日 11時20分19秒

> ヴァイオリンのおさらい会などをのぞいては、先生の演奏を聴いた。
そうか!
いい先生を探そうと思えば、こういうことをすればいいんですね〜。
2007年06月24日 19時09分12秒

こあら様
子供のため、というわけではなく、親の喜びのためにやってきただけです。けっこう、大変ですが。
エミリー様
演奏会を聴きに行って、気に入ったら楽屋に飛び込んで頼む、というのも良い手です。
2007年06月25日 08時41分27秒

3件のコメント
1

Museカテゴリー
フリーワード検索
演奏会に
行った。
期日:3月8日会場:大阪フェ・・・(平行五度好きさん)

ディスカ
バリーコ
ンサート
ディスカバリー 発見、初出演・・・(Nobue Kanekawaさん)

『バラ図
譜』刊行
200年 「
・・・
シャルルさんは、薔薇が好きだ・・・(小原 なお美さん)

Ito_orc
さん
ピアノ20年ほど習ってました・・・

ミルキー
さん
自分では楽器は演奏でません。・・・

ユウさん
はじめましてユウです。ピアノ・・・

【来日4
0周年記
念】ミシ
ェル・・・
現代フランスを代表する巨匠ピ・・・(Ito_orcさん)

シャルル
さんのお
墓参り
令和5年2月20日にシャル・・・(歌の翼さん)

アトリエ
アルファ
横浜にある木管楽器専門店です・・・(星のジュウザさん)

子供がうまれたとき、楽器をやらせたいと思った。親のやっていることを子供にもやらせる、という現象はあまりにありふれているから、どこか、本能に結びついているのだろう。結婚後かなり経ってから子供を授かったらから、周囲の音楽仲間の失敗談をたくさん聞いていたし、自分もピアノでさんざん嫌な思いをしたから、真剣に戦略を考えた。
まず、親とは違う楽器。私がチェロ(+ちょっとピアノ)、カミさんがピアノ(+ちょっとヴィオラ)だから、当然ヴァイオリン。
親の弾いていない楽器だから見慣れない。それで上手なヴァイオリン弾きにしょっちゅう遊びに来てもらって親しみ、魅力を感じさせる。
子供の見ている前でヴァイオリンを作り、君の楽器を作っているんだよ、などという。
旧知のヴァイオリンの先生が夏に生徒を連れて高原で合宿していたので、そこに混ぜてもらい、子供がヴァイオリンを弾いている姿を見せる。
良い先生を選ぶ。本人が美しい音色を出せなければ話にならないので、ヴァイオリンのおさらい会などをのぞいては、先生の演奏を聴いた。たまたま、家のそばの音楽教室に教えに来ていた先生が最良だった。
首尾良く、ヴァイオリンを習い始めたから、今度はやめたい、と言わせないための戦略を考えた。
15分でよいから毎日楽器を触らせる。ケースから出す時間も惜しいので、壁にヴァイオリン掛けを作り、常時出しっぱなしにする。
練習はなるべく、チェロで伴奏する。
弦楽器は弦楽合奏の中で育つのが一番だが、この先生は生徒の合奏団を持っていなかった。それで2時間くらいかかる町でプロのヴァイオリニストが指導していた子供から老人まで混合の弦楽合奏に子連れで参加した。そこに下の子の親友ができ、嬉々として通うようになった。
家でときどきカルテットをする。15分以内。カルテットをした日は練習はしなくて良い。
祖父の入院していた病院などで演奏を頼まれるようになった。
高校生になったらそろそろ一緒にはやらなくなるかもしれないと思い、上の息子が中学1年、下が小学5年のとき、家族カルテットの記念にACFに出た。ACF(アマチュア室内楽フェスティバル)は腕よりストーリーだから、絶対に審査に通ると思った。家族全員によるカルテットで子供達の楽器は父親の製作によるもの、というストーリーはそうとうにアピール度が高い。
ACFの本番でハイドンの五度(弦楽四重奏曲第76番ニ短調Op.76-2)の1楽章をカザルスホールで弾いたのは楽しかった。下の息子が大学受験にかかる前までは父の入院先の病院でのコンサートをやっていたが、上の息子はヴィオラに転向して東京の音楽大学に行き別居になったし、下の息子は浪人中だし、もうカルテットはできない。
チェロ ヴァイオリン(バイオリン) 室内楽