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上の息子がPMF(Pacific Music Festival Sapporo)に参加するので、その様子を見るために札幌に行ってきた。7月初めから約1ヶ月間開かれる。
この音楽祭は1990年にバーンスタインの発案で始まったもので、この音楽祭のためのオーケストラを若い演奏家を集めて臨時に作り、第一線で参加している音楽家が指導し、公開の音楽会を開催するというものだ。
参加希望者は世界中のあちこちで開かれるオーディション(自分の演奏の録音をテープで送って審査を受けることも可能)によって選ばれる。年齢制限(18歳から29歳)がある。
今年も10倍をはるかに超える倍率だった。オーディションに合格してアカデミーメンバーになると、期間中の宿泊費、食費、札幌までの交通費、ツァー(東京、大阪など)の移動旅費もすべて支給される。息子への仕送りが不要な1ヶ月になるのが助かる。来年も行って欲しいものだ。
今年のアカデミーメンバーの中の日本人含有率を見てみよう。
ヴァイオリン:11/34 ヴィオラ: 5/14
チェロ: 1/12 コントラバス: 2/10
フルート: 1/5 オーボエ: 2/10
クラリネット: 1/5 ファゴット: 1/5
ホルン: 0/8 トランペット: 0/5
トロンボーン: 1/3 打楽器: 3/6
バストロンボーン0/1 チューバ: 0/1
ハープ: 0/2 計 26/114
なかなかインターナショナルである。台湾、中国、韓国、米国、カナダが多いが、チリ、スイスなんかもいる。見るからに兄弟、という組み合わせも見られる。すべて英語で運営される。
アカデミーメンバーは3人の指揮者による3つのプログラムに参加するほか、札幌交響楽団メンバーとの合同の弦楽合奏だとか、金管楽器だけのアンサンブルだとか、アカデミーメンバーによる室内楽だとかを演奏する。
演奏される曲とその演奏者は随時追加され、宿舎に張り出されるそうで、息子の話だと、8日現在で、息子が演奏する曲はすでに10曲を超えているという。これを1ヶ月で初見から演奏会まで持って行くのだから、プロのハードさを垣間見る思いだ。
この合間を縫ってヴィーン・フィルハーモニー、ベルリン・フィルハーモニーのメンバーなどによる各楽器のマスタークラスも随時開催され、息子は早速ヴィーンのヴィオラ首席、オクセンホーファーのマスタークラスを受けたようだ。
今年の指揮者はリッカルド・ムーティ、フィリップ・ジョルダン、アンドレイ・ボレイコで、私が見に行った、8日、9日はムーティが指揮でヴィーン・フィルハーモニーの各首席奏者たちが10人以上オーケストラに混ざっていた。曲はヴェルディの「運命の力」序曲、モーツァルトのオーボエ協奏曲ハ長調K.314、シューベルトの交響曲第8番ハ長調「ザ・グレイト」D.944というプログラムだ。
聴講生という制度があって、3日間単位でリハーサルを見ることができ、演奏会のチケットもついているので、これをあらかじめ申し込んでおいた。ムーティがリハーサルを公開するかどうかは始まってみなければ分からないと、前もって言われていたが、幸い、公開され、8日のリハーサル、9日の総練習(ゲネラル・プローベ)を2階正面のS席で見ることができた。また、9日の夜の演奏会ではステージ左後ろの見晴らしの良い席がもらえたので、息子の弾く姿も、ムーティの顔もじっくり観察できた。
チェロ 交響曲 ヴィオラ(ビオラ)