はかせさん
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このブログ(日記)へのコメント
2007年07月24日 21時49分50秒

2007年07月24日 22時45分48秒

2007年07月25日 08時02分20秒

ゆりさん、由紀さんさん、soramiさん、コメントをありがとうございます。
複数のピアニストから違うニュアンスで、そういうわざを使っていることを聞きました。私が自分で出来るわけではありません。こういう効果を出したい、とイメージを持って一生懸命個人的に工夫するらしいですね。
sfを弾くと同時にダンパーペダルを踏み、全部の鍵盤のダンパーを上げて、弾いた音を共鳴させ、直ちにsfで弾いた音をそっと弾き直すらしいです。弾いた音のハンマーが、sfで鳴っている弦のそばまで来るけれど弦を叩きはしない、というくらい。するとハンマーに、振動している弦が触れて振幅が弱まる。その直後にダンパーペダルを離すと弾いた音以外の響きが消え、弾いた音だけが弱く残る。
こういう理屈かな、と想像しています。
2007年07月25日 11時05分32秒

なるほど!!!
すごく納得しました!
ピアノの構造とかって授業で習ったくらいで
そんなに考えたことがなかったけど
理屈で考えていくと面白いですね^^♪
2007年07月25日 23時17分25秒

おっ!それは・・・もしや、サイレント・プレッシャーと言う踏み方ですね。sfに限らないそうです。音空間で浮遊感を体験できるようなテクニックだそうです。
思うに、ダンパーペダルの踏み方は10種類ほどあると…。素人が大きな声では言えませんので、このへんで。
2007年07月26日 20時02分25秒

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・スフォルツァンド
か弱い神経の持ち主の弦のプレーヤーから見ると、ピアニストは豪快というか、大雑把というか、に感じられることがある。sf(スフォルツァンド)が書いてあったら、そこにある全声部同時に力一杯強くひっぱたくピアニストをよく見かける。また、sf後も強く弾き続ける人も多い。こういうことで、ピアノが全体にうるさい、という印象を与えるのだ。弦は一本の旋律を一人で担当するがピアノは何人分もの旋律を一人で受け持つので、どうしても気が回らなくなるのかもしれない。
譜例は昨日と同じ、ベートーヴェンのチェロソナタ第2番で、こちらは第2楽章ロンドだ。昨日指摘を受けたように、ペータースは間違いが多い。我が家にベートーヴェンのチェロソナタの楽譜は、ペータース、ヘンレ、新しいベーレンライターと3つ全集が揃っているのだが、ペータース以外は書き込みで汚らしく、人様にお見せできないので、やむを得ずペータースを示す。
この楽章の冒頭が上の楽譜。ピアニストとして有名だったベートーヴェンらしく、まず、ピアノソロで始まる。
下の楽譜の73小節の真ん中にpがあり、77小節の真ん中にfがある。つまり、この間は基本的にpだ。何ヶ所か出てくるsfはその音だけのsfで直ちにpに戻るべきだと思うが、経験に乏しいピアニストはこのpへの回復を怠り、77のfが見えたときにはもうfを通り越している。
この77小節真ん中で、この楽章の冒頭と同じことをピアノが弾くので、ここではっきりfに変わったことを表現したい。その前は弱くなっていないとつまらない。sfにすることよりも、pに戻すことに神経を集中して欲しい。
ここは73小節真ん中で、ピアノが始めるh-cis-dis-からの音型はすぐに左手、そしてチェロで模倣され対位法っぽい処理だ。ここは上行音型だからといってクレシェンドしたらうるさくなってしまうし、次に追っかけてくる音型が消えてしまうので、hだけはっきり弾いたらあとはうんと弱く弾くべきだろう。そして74小節1拍目の裏のピアノのsfは右手のaだけ(左手のfisはsfしない)に適応し、しかも直ちに弱くして欲しい。チェロがpで弾く上行音型がかき消されてしまう。左手がsfする根拠はないと思う。
75小節の最初はチェロが上がりきったのでsfだ。ここのピアノパートにsfがあるのはおかしい、チェロの補強ということだろうか?と思って調べてみたらやっぱりペータースの誤りだ。ベーレンライターの新しい原典版では、ここのピアノパートにsfはない。ペータースを使っている人は、修正液で消してしまおう。
75小節の真ん中から77小節の真ん中までの部分は今の形の変奏だから、同じように全体をpで弾き、76小節のsfも右手だけだろう。もちろん、77小節1拍目のピアノパートのsfは新しい原典版にはない。
ピアノの場合、sf 後ただちに p は難しい。sfを強く弾いてしまったらその鍵盤を離すか、しばらく経って減衰してくれるか、まで強く鳴りっぱなしだ。しかし、グランドピアノだと、素早く鍵盤のストロークの途中で弱く弾き直すことと、ダンパーペダルをうまいこと踏むことで、sf から直ちにpにする裏技があるらしい。
チェロ ピアノ