はかせさん
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このブログ(日記)へのコメント
2007年08月01日 21時32分54秒

残念ながら、ヴァイオリンの難しさはわかりません。チェロから見ると、ちっちゃすぎて大変そうですね。
2007年08月02日 10時52分09秒

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・弦楽器とピアノのためのソナタ
弦楽器とピアノによる室内楽の最小編成は、ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ヴィオラソナタだ。管楽器のことは知らない。
ヴィオラソナタは少ないが、ヴァイオリンソナタ、チェロソナタはかなりたくさんある。
古典派の時代では、ピアノは今よりもっとか弱い音量しかでなかったらしい。現代のピアノで弾くのには、そうとうに音量を弱く弾いてもらわないと、ピアノしか聞こえなくなってしまう。
同じ旋律を、弦からピアノ、ピアノから弦に模倣する箇所の弾き方を揃えることに注意してみると、バランスがだんだん分かってくる。練習を録音して聴いてみるのだ。音だけでなく、ヴィデオで録画した方が、問題点がよく見えてくるのだが、安いヴィデオカメラは、録音レベルの自動調節機能をオフにできないので、全部同じ音量で録音されてしまうので要注意だ。ヴァイオリンが弾いていた旋律がピアノに移ったとき、急に音量が大きくなっていないかをチェックするのだ。
ついでに歌い方も同じかもチェックする。バッハのカンタータ演奏では「歌手は器楽のように、器楽は歌手のように」演奏するように注意を受けているが、弦とピアノのためのソナタの場合は「弦はピアノのように、ピアノは弦のように」弾くべきだと思う箇所がかなりある。弦楽器の方がスタカートの長さなどに注意する。
私がピアノパートを演奏したほとんど唯一の経験は、ベートーヴェンのスプリングソナタ(ヴァイオリンソナタ第5番ヘ長調op.24「春」)だが、この曲はそういう受け渡しが多く、気を遣う。
チェロソナタには、ピアノの名人の作曲家による曲がある。ショパンやラフマニノフだ。これらの曲のバランスには微妙なものがある。
ピアノに主旋律が割り振られている箇所の、チェロパートがかならずしも伴奏ではない、という場所が出てくるのだ。あまりにピアノを弱く弾くと、これらの作曲者がそう意図したとは思えない気もするし、ピアニストが本能に任してがんがん弾くと、弦楽器はむなしくなって、すごすごと帰宅したくなる。これらの曲のバランスは、よく話し合わなければならない。
ラフマニノフのチェロソナタのピアノパートは、ラフマニノフのどのピアノ協奏曲のソロ・ピアノ・パートより難しいらしい。
私の個人的な感覚では、一般的に弾かれるチェロソナタにはどれも、かなり腕の良いアマチュア・チェリストでもちゃんと弾けない箇所が1箇所以上ある。チェロで難しい場所というのは、うんと音程が高いか、突然左手のポジションが激しく動くか、重音(ただの2重和音です)の音程が難しいか、動きが速すぎで左手の指がちゃんと動かないか、動きが速すぎて弓の動きが間に合わないか、のどれかに当てはまる。
ベートーヴェンの5曲、ブラームスの2曲、ヴィヴァルディの6曲(9曲か?)、ショパン、ラフマニノフ、どれにも難関がある。
弦楽器の場合、ピアノと違ってそこをいくら練習しても、できないものはできないのだ。こういう曲をやっているとき、ピアニストは弾けないところを全部つぶして練習してくるのに、チェロはいつまで経っても弾けるようにならないので、あなたは強い不信感をもつかもしれない。
でも、それは一生練習しても出来るようにならない限界なので、目をつぶって許してやって欲しい。
チェロ ピアノ ヴァイオリン(バイオリン)