はかせさん
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このブログ(日記)へのコメント
ホーッ!すごい車に乗っておられますね。
名前がたおやかなのにこの車、映画に出てきそうなスポーツカーなんですよね。
中からチェロが出てきたら、周囲の人はまたまたびっくりしそうですね。
高速でお会いしたら絶対に避けそう(笑)ですけど
チェロが見えたらきっとはかせさん!と安心できそうです。
2007年08月14日 08時14分16秒

高速ではスピード感があるので、そんなに速度は出しません。おとなしいものですからご安心を。
2007年08月15日 08時33分59秒

クイズ番組で賞金ですかぁ?
もしかして、ご家族でカルテットされるとか?
ステキですね。
2007年08月17日 12時40分32秒

大変なんですねぇ、運ぶのって! でも「運べる」というのはちょっと羨ましいですよ(ピアノは運べないので(涙))。
ご家族がカルテット構成、というのもステキですね!
2007年08月17日 13時33分49秒

>クイズ番組で賞金ですかぁ?
お金が必要なときには、良い手段です。
>ご家族がカルテット構成、というのもステキですね!
子供が2人生まれれば、どこのご家庭でもできます。
2007年08月17日 16時53分37秒

>子供が2人生まれれば、どこのご家庭でもできます。
なるほど。
2007年08月17日 20時09分32秒

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チェロは大きい。大して重くはないが、かさばる。持ち運ぶためのケースには、布袋という具合のソフトケースと、ぬめっとした棺桶という雰囲気のハードケースがある。楽器の保護を考えるとハードケースなのだが、これが重い。私のハードケースにチェロを入れると9キログラムを超える。
学生時代はソフトケースだった。高価なハードケースは買ってもらえなかった。電車などに乗っても、ぶつけないようにいつも注意していた。雨が降ると、自分は濡れても楽器に傘をさしてやっていた。大学院生の頃、独逸語の論文の翻訳のアルバイトと、テレビのクイズ番組の賞金とでハードケースを買った。当時はハードケースといっても、紙を固めたような代物で、重い割に強度は大したことはなかったが、心理的には頼りがいがあった。
就職して数年し、プラスチックの一体成形のハードケースが一般的になり、これが強度もあるというので買い換えた。今もこれを使っている。その後、複合素材の軽いハードケースも出てきたが、当時は30万円とかしていた。最近は軽めでそんなに高くないケースもあるが、楽器を保護する能力の弱いハードケースもあると聞く。いずれにせよ、立った状態から倒せば、ハードケースに入っていても楽器が壊れることを覚悟した方がよいだろう。
子供が小さかったとき、家族旅行は常に音楽関係だった。知り合いのヴァイオリンの先生が教え子を引き連れて高原で合宿、というのに家族で参加、とか、子供達のヴァイオリンの先生と合宿とか。
我が家は全員楽器を弾くので、家族4人+楽器4台が自動車で動く。実用を考えれば、食パンみたいな格好した自動車を買うべきなのだろうが、私は自動車は美しさで選ぶ。気に入ったセダンのトランクにチェロが入るかどうかは車選びの重要なポイントだった。車を買うときは契約の前にハードケースを実際にトランクに入れてみて、入ることを確認していた。
しかし、夏の旅行では熱くなるのでトランクに楽器は入れられない。セダンの後席の真ん中にソフトケースに入れたチェロを横板を下にして立て、両側に子供、後席の後ろの窓の所にヴァイオリンを二つ、助手席にカミさんとヴィオラ、という満載状態で旅行していた。
途中の食事でも楽器を持って降りなければならず(駐車中の車内が熱くなるので)、大変だった。
チェロを持って長距離を車以外で移動することがある。新幹線の場合、車両の一番後ろの壁と3人掛けシートの背もたれとの間の空間は狙い目で、ハードケースに入れてここに寝かしておくのが一番安心だ。しかし、ゴルフバッグを置こうとする人、乳母車を置こうとする人も多く、この場所は奪い合いだ。700系の場合、網棚に乗る、という説もあるが、何かでチェロが網棚から降ってきたら大変なので、まだ、試したことはない。500系新幹線は美しい車両だが、網棚が狭い。
飛行機の場合、機内持ち込みにすると、座席を一つ買わなければならないことが多い。子供料金とはいえ、高い。最近はチェックインのとき、荷物として預けている。裏板側を地面に向けて寝かすように指示し、手渡しで(回転台から出てくるのではなく、係員が担いでくる)、と指定する。これまでのところトラブルはない。
日頃はチェロを持って出かけるとき、常に車なのだが、それでもハードケースは重いので、ソフトケースにしている。長い間、メインの楽器が借り物だったり、師匠が作った楽器だったりしたので、大事にしなければならず、必ずハードケースだったのだが、今は自作のチェロだ。壊れればまた、作ればよい、という気楽さがあって、ソフトケースにしている。
今乗っているスポーツカー(エリーゼといいます)は、2人乗りでエンジンは座席の後ろにあり、居住空間はとても狭い。ソフトケースに入れても助手席にぎりぎりで収まる。出し入れもぎりぎりで、主に屋根を開けて(オープンカーです)、上から出し入れしている。そんな無理しないで、セダンで行けばよいようなものだが、こういうスポーツカーは日常乗ってもわくわくするので、どうしてもこちらの鍵を手に取ってしまうのだ。
チェロ