はかせさん
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このブログ(日記)へのコメント
2007年08月17日 12時31分21秒

>最後Op.111、好きです。
崇高な感じが…。
賛成です。最後だと思うと一段と崇高に感じます。
2007年08月17日 16時55分15秒

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ベートーヴェンの創作は初期、中期、後期に分けられ、初期は青年というか、若々しさがあるけれど、ちょっと整理されないところを感じることもある。中期は傑作の森、といわれるくらいで、心に残る名曲が勢揃いしている。後期は深い精神性なんて言われ、独自の境地に達しているというか、他の作曲家と共通性がない感じだ。
子供の頃から好きだったベートーヴェンは、ほとんど中期の傑作だった。ピアノソナタでは熱情、ワルトシュタイン、カルテットはラズモフスキーの3曲、ハープ、トリオは大公、チェロソナタは3番。いまでもすべて大好きだ。
交響曲は6番までが中期だろうけれど、7番以後も別に難解とも思わないし、子供の時から好きだった。
ピアノソナタは、ハンマークラヴィアとか、最後の2曲とかが後期らしいが、耳障りが悪いわけでもないし、子供の時から抵抗なく聴いていた。
問題は弦楽四重奏で、大学生のころまで、ちっとも良いと思わなかった。なにか和声がきしむし、リズムも野蛮で、安心して聴いていられなかった。書物など読むと、後期の弦楽四重奏の良さがわからないのは、ミーハーだ、という感じに書かれていて、密かにあせっていたものだ。
チェロ 室内楽