はかせさん
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このブログ(日記)へのコメント
え〜ん、我が家ではBSが見られない。
見たいよ〜。
少し前に、ピアニストの中村紘子さんの
エッセイにこんなことが書いてありました。
浜コンの時に中村さんがバシュキロフ氏(バレンボイムの奥さんの父?)と話をした内容だそうです。氏、曰わく「バレンボイムがテレビ番組でラン・ランにレッスンをつけた後、その「ラン・ラン」が、その「熱情」をどこかで演奏すると知ったのでバレンボイムは密かにわざわざ聴きに行った。ところが、そこで聴いたのは、バレンボイムがあれほど熱心に教えたことを一切無視した、つまり元通りのままの演奏だった。その時のバレンボイムの失望、落胆、怒り…。」それでも その後のラン・ランのカーネギーホールでのリサイタルにはダフ屋が現れたそうで、バレンボイムのマスタークラスにおける「学生」状態もその後のバレンボイムの怒りもラン・ランのキャリアにはなんら影響を及ぼさなかったって…。
ますます見たい。DVDとかにならないかしら。
2007年08月28日 22時34分52秒

学会発表に対する質問の話、よく分かります。
しかしバレンボイムの返答パフォーマンス、見事ではないですか。やっぱり客商売、それくらいできないといけないのか。
…これもあまり意味のないコメントでした。
2007年08月28日 23時16分49秒

sorami さま、非常に興味深い話をありがとうございました。バレンボイムの指導は、音楽の本質に及ぶ重大なことが多く、ランランとしても、これを消化するにはかなりの時間を要するのではないか、と感じました。じっくり時間をかけて修正する機会を得るまでは、これまで通りの弾き方で演奏会をこなしたのではないかと思います。
takuya さん、バレンボイムの返答はみな、大したものでしたよ。世界の一級品ですね。
2007年08月29日 11時36分36秒

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バレンボイムのマスタークラスの最後に、聴衆から質問、コメントを受け付けた。4人質問したのだが、まともな質問は、昨日書いた1音でクレシェンドする魔術に関するものだけ。
学会発表でも、適切な質問、コメントができるのは、そうとうにできる人だ。多くの発言は、ただ目立ちたいだけで無意味なことを口にしたものだ。発表そのものと関係ない自慢とか、ステレオタイプに、ある単語に反応しているだけとか。
単に質問者の知性の低さを暴露する。
最後に質問したのは、魔法使い風の老婆だったが、「ベートーヴェンの後期のピアノソナタは、ロマン派だと思いますか?」というもの。この老婆がこの質問を口にした理由は「私は、ベートーヴェンの後期の作品について熟知した高級な音楽愛好家です、大したもんでしょ!」に過ぎないと思う。本当に熟知している人はこんな質問はしない。
ずいぶん唐突だな質問だと思うし、突然こういう場で聞くべき内容ではないと思う。第一、ロマン派とはなにか、という定義をはっきりしてもらわなければ答えられない。
バレンボイムはよく答えていたと思う。「ロマン派ではないし、中期からの成熟でもない。そこにあるのは強情、あるいはトシを取っていくことに対する反抗である。」そして、30番op.110の終楽章の「嘆きの歌」の部分を、中期として弾くならこのように、しかし後期だからこのように、といって二つの違う演奏を(さわりだけだが)弾いて説明してくれた。
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