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昨日、合奏の練習にいったら、ヴィオラの新人が来ていた。ずいぶん久しぶりにヴィオラを弾くという。ぴかぴかのヴィオラだがよくみたら、駒が裏表になっている!ヴァイオリン族の駒は左右対称でもないし前後対称でもない。テールピース側が表板に垂直だし、ネック側から駒を見ると、上縁の形は低弦側がなだらかになる。
だれがいつ駒をひっくり返したのか不明だが、気がつかない人は気がつかないものだ。
このヴィオラにはもう一つ大きな問題があった。ネックの楓でできた部分と黒檀でできた指板との接着がはがれていたのだ。これは天候の変化などのせいで自然にはがれてしまうことがあるので、よくあるトラブルだ。
問題は、持ち主がそれに気づかず、そのままにしていたことだ。弦の張力で、ネックやスクロールは胴体側に引っ張られている。この力に対抗するのは主に堅い黒檀でできた指板であって、細い楓材のネックではない。指板がはずれてしまうと、弦の張力でネックが曲がる。
修正は可能だと思うが大変だ。指板の接着がはがれているのを見つけたら、直ちに弦をゆるめ、楽器屋に直行した方がよい。
このトラブルを見て、みんななんとなく、自分の楽器をしげしげと見る雰囲気になったのだが、なんと、コンサートミストレスのヴァイオリンの裏板の一部が横板からはがれているのが発見された。
みなさん、ちゃんと自分の楽器の健康診断をしておきましょうね。
チェロ ヴァイオリン(バイオリン) ヴィオラ(ビオラ)