はかせさん
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楽器製作されるんですね。
料理もされるんですね。
線は引きますね。
私の場合はずいぶん手前で引いちゃいますけど(^_^;)。
PCが戻ってきて
また勉強しにやってきました。
2007年10月30日 21時36分54秒

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製作中のヴァイオリンは、裏板、表板の外側の隆起が完成し、いま、表板の内側をえぐっているところだ。一番厚いところで3.5ミリ、一番薄いところで2.5ミリくらいになるように削っている。
ヴァイオリン製作で一番面白いところは、外側の隆起を決めるところだと思うので、もう、ピークを過ぎた。あと楽しい作業としてはf字孔を開けることがあるが、残りはどうやるか定まっていて、その通り、正しく行わなければならない、という性格の作業ばかりだ。個性を発揮するなどいう余地はない。外側の隆起の形が最も直接的に楽器の性格を決めるように感じている。ここさえ自分でやれば、自分で作ったと主張しても良いだろう。
これまで、ヴァイオリン、ヴァイオリン、チェロ、ビオラ、ビオラ、そして今回のヴァイオリンという順で作ってきたので久しぶりのヴァイオリンだ。ヴァイオリンはやはり、小さくて作りやすい。材料費も安いし(全部で2万円くらいからあるのではないだろうか?)、短時間でできる。素人でも一年もかからないだろう。どうしてみんな作らないのだろう、と本気で思う。普通に作れば、工場製のものよりは安くて良い楽器が出来ると思うのだが。英語の良い教科書がたくさん出ている。こういうマニュアル本の英語は全然難しくないと思う。
素人には難しい工程がいくつかあるが、そういうところは工賃を払ってプロにやって貰えばよいのだ。私はもう、裏板や表板の真ん中を貼りあわせるハギの工程はあきらめた。指板を最終調整し、駒を合わせ、魂柱を立てるのもあきらめた。誰かにやって貰う。うまく出来ないし、やっていて楽しくない。この辺には個人差があって、楽器を作るわけではないけれど弓の毛替えを自分でする人とか、しょっちゅう自分で魂柱を動かしている人も知っている。
料理をやっていても、どこまで自分でやるか、という範囲がある。野菜を育て、魚は自分で釣ってきて、鶏も家で飼うところからやるのも良いが、それなら、大豆から醤油を作るとか、小麦を自分で収穫してパンを作るとか、までやりますか?と言いたくなるわけで、どこか、現実的なところで線を引くだろう。その線のひき方は個人の好みによって変わる。
私は魚を丸まま買ってきて解体するのは積極的に好きだし、無駄なく使えるので、切り身を買うのは好まない。アラだけは買うが。鰹節は塊をカンナのような道具で削って使う。和風ダシの素は使わないけれど、コンソメスープの素とか、顆粒状の中華スープの素は使う。一貫していないけれど、現実的な線引きだ。気が向くと鶏ガラスープくらいはつくるけれど。
楽器製作もこれと同じで、適当なところまで自分でやれば良いと思っている。
チェロ ヴァイオリン(バイオリン)