はかせさん
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このブログ(日記)へのコメント
こういうことって親に原因があるほうが多いように思えます。それが親の昔の夢だったのでしょう。それを子供に託しているだけです。今は音大も入りやすいし安易に考えているのでしょう。本当に才能がある子は何もしなくとも音楽家になります。普通は十代でプロ・オケと一緒にデビューします。大学は一般大学に行くのが多いです。音大は更にオケの楽員を養成するという任務がありますから、なくなるべきではないですが、ソリストに比べ楽員の大半はみんな幸せな人が少ないです。
家の子供はピアノは自分で教えますが、ちゃんと数学などの普通の学科はみっちりやるつもりでいます。音楽家になりたくとも数学などは厳しくします。途中でピアノを止めるのはOKですが、苦手な数学などを止めるのは容赦しませんね。
2008年01月06日 22時31分54秒

>本当に才能がある子は何もしなくとも音楽家になります。
おっしゃるとおりだと思います。
問題は、才能がない子の親が、我が子をその道に行かせたがるのを止める機構がないことです。本当は先生が止めるべきだと思いますが、止めると先生は収入が減る。
2008年01月07日 13時44分28秒

そのとおりですね。止めなくとも、行きたくないときにレッスンに行かせるのを辞めれば自然と止めることが多いですけれど。
その先生とやらもみんな音楽家になれなかった人たちだけがやっているのですよ。音楽家になれない人が音楽家になれない人を育てる:人生の悪循環ですね。
2008年01月07日 18時38分32秒

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関東にいた頃、家族総出で参加していた合奏団の演奏会に誘われたので、新幹線に乗って上京した。去年もそうだったが、上の息子共々一度も練習に参加せず、当日のステージリハーサルで練習しただけで本番という、失礼なことをしてしまった。顔つなぎのようなものだ。
もう20年以上のつきあいなので、懐かしい顔も多い。子供も結構いるが、よその子供の成長は速く感じる。
小学生時代から親にやらされて嫌やそうにチェロを弾いていた女の子も中3だそうで、少し形になってきた、と思っていたら、なんとこの子は音楽大学を目指すという。信じられない!まだ、練習コンチェルト(まだ、ゴルターマンさえやっていない)を始めたばかりで、右手も左手も初心者にしか見えないような状態で!中1で始めた私でさえ中3の時にはゴルターマンはほとんど終わっていたのに。
最近こういう子供をよく見るが(ここまで低レベルで決断した子は初めて見たが)、本人も親も何を考えているのだろう?中学までだけの経験だけで、あんな低レベルでもう進路を限定してしまうことにためらいはないのだろうか?音楽学校は学生不足だからどこかに潜り込むのは簡単だろうけれど、全然食っていけないのは明らかなのに。15歳から22歳という人生の基盤を作るべき時期の経験を、まったく将来に活かすことが無くなる決断なのに。
親はよく、「この子が好きだから」というけれど、私に言わせれば好きになる能力が全然足りない。他に何も好きなことが無く、何の取り柄も無い中では、楽器だけがゼロでない、というレベルに過ぎない。世迷いごとを言っていないで、しっかり勉強しろと言ってやるのが親の愛情だと思うが。
このごろ、子供が進路を決めるにすごく焦る風潮があると、感じている。
音楽家になるという方向は、食えないことのために他の勉強をあっさりすてるという決断に感じられ、非常に危うく思う。いや、むしろ、子供は、先のことなど考えずに、目前に存在する全くできない数学なんかの勉強をしないですむようにする口実として、音楽家になると言っているのではないかと、私は勘ぐっている。子供はよくそういうことをするものだ。すでに人生を投げていないか?誰か「無理だから止めろ」と言ってあげる親切な音楽家はいないのだろうか?先生は月謝をもらえるから、生徒が将来野垂れ死にしても、それで良いのか?
逆に、好きでもなく、適性もないのに、食って行けそうだからという理由で医者や看護師への専門学校に入るのもなあ。私は医者を養成する専門学校(大学とはよび難い)、看護専門学校で教えているが、こういう学生はどうしようもない。これはたぶん、司法試験をねらう学校でもそうだろうと想像する。
子供の高校など見ていても、受験に有利ということで、早く進路決定することを強要してくる。2年になる段階で理系か文系か決めろというのは酷だし、受験に使わない科目は教えないと言うことで、地学など教師さえいないというのは、生徒の可能性を摘むものだと思う(地学なんて、あんなに面白いのに!)。受験科目を少なくして学生を誘う大学も良くない。センター試験で、数学全部、理科4科目全部、社会4科目全部と体育実技(数学、理科、社会の問題の半分を英語で、半分を日本語で出題すれば、英語と現代国語はいらない。古文は独立して試験しても良い。)という科目にし、全部の国立大学が全科目受験を要求すれば、高校の勉強が正常化すると思うが。
私の経験では受験科目は多ければ多いほど入試は楽だ。できない科目があってもどこかで取り返せるし、全科目得意な学生はいない。
私は大学に入る段階で何も夢中になるもの、自分が一生やっていきたいものなど無かった。高校の同級生もほとんどがそうだった。だから、私は何をするかの決断をもう少し後にのばしたいと思い、大枠で入学し2年の途中で学部学科を決めることのできる大学を選んだ。幸い、大学の3年生で最高に面白い分野と出会い、それを専門とすることができた。
だから、中学、高校くらいで、深く考えずにあっさりと、自分の進路を決めてしまう子供を見ると、もっと慎重に、ぎりぎりまで広い視野でなるべく多くの学科を勉強してから決めればよいのに、と感じてしまう。
チェロ ピアノ