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写真は、白木の状態のヴァイオリンの糸箱だ。向かって左は低弦(G線)だが、最初、こちらの弦が糸箱の側面と触っていた。ここが触ったままだと、ニスを塗ったあと弦がニスをこすり、ニスが剥がれて汚くなるし、弦にも変な力が加わるので良くない。そこで、糸箱の向かって左側の壁を少し削って触らないようにした。
昨日、なにげなく見ていたら写真で分かるように、向かって右側の高弦(E線)も壁に当たっているではないか!昨日気付いて良かった。ニスを塗ってから気付いたら、もう、修正はきびしい。修正した後ニスを塗り直すことになる。それにしても、どうしてG線側を削ったときに、E線側をチェックしなかったのだ?!
プロはこういうところでこんなミスはしない。スクロールを削り糸箱を作る段階でちゃんと、弦とのクリアランスを考えている。私はそういう考えなしに、糸箱の幅が何ミリとか、側面の厚さは何ミリとかということだけで作っていたのだ。
自分で作った楽器を最終調整のために師匠の店に持って行くといつも、こちらが思いもよらなかった誤りを指摘される。彼らの持つチェック能力の高さにはいつも脱帽だ。
楽器を演奏する時も同じことだ。ある曲を自分でとことん詰めて考えた経験があると、他人の演奏を聴いたとき、その人が考えずに弾いている箇所ははっきりわかる。楽器でも演奏でも、ここはどうあるべきか、というヴィジョンを明確にすること、そして、その要求通りにできているのか?というチェック能力は非常に重要だ。
チェロ ピアノ