はかせさん
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こんばんは。はかせ様、先日は紫苑交響楽団の演奏会に足をお運びいただき、さらにお褒めの言葉まで、本当にありがとうございます。お礼が遅くなり申し訳ありません。
『まじめに音楽をやっている』まさに、それが紫苑の特長でありたいと日々思っています。それを続ける事で、『上質な音楽を作っている』と評していただけるようになりたいと願っています。
ブラームス交響曲第1番のオーボエ、フルートソロの時は、手前味噌と思われるかも知れませんが、木管後列で聞いていて、この方達と一緒に演奏できて本当に幸せ!とひそかに喜びを噛み締めておりました。うちのスター選手です。
お客様のマナーに関する事項は、今後も団内で最善の方策を探していくべき問題であるとしっかり認識しております。前回同様不快な思いをさせてしまった事、お詫び致します。
来期は、エルガーとシューマンです。アレルギー、大丈夫ですか???
ブルックナーは、私もアレルギーとまでは行きませんが、若干苦手な部分もございます。どの辺がアレルギーなのか、また教えていただきたいです!おもしろいお話が聞けそうですp(^^)q
拙い長文、失礼致しました。
2008年03月08日 22時26分01秒

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前回に引き続き、紫苑交響楽団の定期演奏会を聴いてきた。やっぱり車で行けるのは素晴らしい。
前回は私のブルックナーアレルギーで、運命だけ聴いて帰ったが、今日はブラームスの悲劇的序曲、モーツァルトのパリ、ブラームスの一番のシンフォニーだから、全部聴ける。常にこういうプログラムにしてもらえるのなら私ももっと音楽会に足を運ぶだろう。今度、息子があるプロオーケストラのエキストラで近くの町で弾くのだが、絶対に聴きたくない曲なので困る。沈黙の方が何倍も好きというくらいのものだ。
紫苑交響楽団は今回も良かった。みんなまじめに音楽をやっている。指揮者もまじめ。アンコールが、パリの2楽章の別ヴァージョンというのは素晴らしいアイディア。私はアンコールで「六甲おろし」を演奏する精神は嫌いだ。
私は団体競技のスポーツ(今はテレビでラグビーを見るだけだが)は、まず個々のプレイヤーの力量だと思う。下手だけれどチームプレイに優れていてチームに貢献するプレイヤーなど存在しないだろう。いくらチームのために尽くしているとアピールしても下手はだめ。もしチームプレイが重要だというのなら、たとえばオリンピックやワールドカップに出るチームは、各チームの上手な選手を集めて作った混成チームではなく、日本で一番強いチームがそのままそっくり出るはずだ。上手なプレイヤー(例外なく頭が良い)が勝つために頭を使ってプレイするのが最もチームに貢献する。
オーケストラでも、個々の力量がまず大事だ。何と言っても上手なプレイヤーだけが集まっていること。弾けなければ話にならない。オーケストを客として聴いていると、ああ、このオーケストラ素敵だな、と思わせてくれるプレイヤーと、ここは下手だな、と思わせてしまうプレイヤーがいる。ブラームスでは、上手に演奏された部分が印象に残りがちなのでまだ良いのだが、モーツァルトはその瞬間弾いていた最も下手なプレイヤーの演奏の印象が最後まで残るから厳しい。オーケストラの印象が、一番下手なプレイヤーの実力で決まる。
紫苑ではなんと言ってもオーボエ、フルート、クラリネット、ファゴットのトップたちとティンパニが好印象の稼ぎ頭だ。ブラームスの一番では2楽章のオーボエは、いかなる基準で聴いても文句なしだ。そして、終楽章のフルートは本当に素晴らしかった。以前、ベームがヴィーンフィルハーモニーを連れて初来日した演奏会を生で聴いたとき、この曲の終楽章で弦楽器が低音であの有名な旋律をユニゾンで弾き始めたとき、鳥肌が立ったのを覚えているが、今日は、フルートの長いソロで鳥肌が立った。これだけで今日は良い演奏会を聴いたと思って帰ることができる。やはり管楽器はソロがあるから、上手なプレイヤーがいないと損だ。上手なプレイヤーがここで演奏しているということは紫苑が魅力あるオーケストラである証拠でもある。
減点を稼ぐプレイヤーは、おおむね、勇気が無いと総括できるだろう。転調を決定づけるパートに、ひるむ人がいたり、新しい要素を始めるパートに周りの様子をうかがう人がいると、相当な悪印象を与えるのだ。紫苑でそういうことに気づく瞬間がなかったわけではないが、全体として皆、勇気を持って事に当たっていたと思う。
アマチュアの演奏会ではたくさん客に来てもらいたいから、客をえり好みできないものだが、やはり、困った客が多い。楽章の途中でも平気でハイヒールをカツカツ響かせながら入ってくる客、完全なフライングでブラボーを叫ぶ客、幼児を客席に連れてくる客(あれは子供を音楽嫌いにする良い手段だが、幼児虐待だ)!ああいう客を見ると、音楽会に行くことを躊躇してしまう。
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