はかせさん
月別ブログ(日記)一覧
1件のコメント
1
このブログ(日記)へのコメント
>音楽をやっているので平日でも休むことがある
それはいいですね。私も最近になってやっと職場の理解が得られるようになってきました。
2008年03月07日 11時23分10秒

1件のコメント
1

Museカテゴリー
フリーワード検索
ディスカ
ヴァリー
・コンサ
ート
ディスカヴァリー 発見、初出・・・(Nobue Kanekawaさん)

演奏会に
行った。
期日:3月8日会場:大阪フェ・・・(平行五度好きさん)

『バラ図
譜』刊行
200年 「
・・・
シャルルさんは、薔薇が好きだ・・・(小原 なお美さん)

Ito_orc
さん
ピアノ20年ほど習ってました・・・

ミルキー
さん
自分では楽器は演奏でません。・・・

ユウさん
はじめましてユウです。ピアノ・・・

4/26sat.
ディスカ
ヴァ・・・
30年以上に渡り音楽を通じた・・・(Nobue Kanekawaさん)

【来日4
0周年記
念】ミシ
ェル・・・
現代フランスを代表する巨匠ピ・・・(Ito_orcさん)

シャルル
さんのお
墓参り
令和5年2月20日にシャル・・・(歌の翼さん)

昨日は小さな演奏会というか発表会があって、休暇を取って弾きに行ってきた。今の職場に転職した時、音楽をやっているので平日でも休むことがある、という条件をはっきり伝えておいたので、大手をふるって休むのだ。労働条件を改善するのは転職の時が最大のチャンスと、大学の先輩からアドヴァイスをもらっていたのだ。
バッハのヴィオラ・ダ・ガンバとハープシコードのためのソナタ第3番全楽章と、コダーイの無伴奏チェロソナタ第1楽章を弾いた。前者はあまり良くなかった。私もピアニストも、弾きたいテンポが日によって微妙に違うのだが、本番であっちはやや遅めでテンポ変化を少なめにという気分で、私はやや速めでテンポ変化を大きめにという気分だったのだ。これでずれないのも不思議な話だが、演奏しながら、重い牛を引っ張りながら弾いている感覚だった。客観的にみれば私の方が走り気味だったようで、ピアニストは絶賛され、あるヴァイオリン弾きからバッハのヴァイオリンとハープシコードのためのソナタのオファーを受けていた。結構なことだ。
コダーイはほとんどあがらず、家で弾いているのと同じ精神状態で弾けた。
高校生の時、おさらい会であこがれのバッハの3番の無伴奏を弾いたのだが、あがって大汗をかき、顎からしたたり落ちた汗で弦と指板がびしょびしょになって指が滑るし、汗が目に入って痛いし、もう、大変な思いをした。二度と無伴奏を人前で弾くまいと誓ったものだ。
それから何十年もその誓いを守っていたのだが、チェロ弾きとしてバッハの無伴奏チェロ組曲を封印していると弾く曲がなくなってしまうし、ピアニストの練習待ちの間に無伴奏を練習しているとちょうど良い、ということもあって、意を決して無伴奏を弾いたのが2年前。 バッハの5番のプレリュードを2度本番で弾いたのだが、二度とも激しくあがり、弓が最後まで弦に吸い付かなかった。去年6番のプレリュードを弾いた時もあがり、指がすべり、それがきっかけになって途中で止まって弾き直した。
それが昨日はほとんどあがらなかったのはとても不思議だが、まあ、経験を積むのは大事なのだろう。同じ曲を4月におさらい会で弾くが、この時は到底そういう精神状態では弾けないだろう。聴いているのがすべてチェロ弾きというのは、なかなか厳しいのだ。
それでもいろいろミスは出る。最高音域を強く綺麗に鳴らすというのは難しく、先生の指導でかなり出来るようになったのだが、やはり出来なかった箇所も多かった。音程も一番沢山練習した、重音で動き続けるところがだめだった。懲りずに練習することにしよう。
しかし、無伴奏の良いところは共演者に迷惑をかける、という心配がないことだ。
チェロ ピアノ