はかせさん
月別ブログ(日記)一覧

Museカテゴリー
フリーワード検索
ディスカ
ヴァリー
・コンサ
ート
ディスカヴァリー 発見、初出・・・(Nobue Kanekawaさん)

演奏会に
行った。
期日:3月8日会場:大阪フェ・・・(平行五度好きさん)

『バラ図
譜』刊行
200年 「
・・・
シャルルさんは、薔薇が好きだ・・・(小原 なお美さん)

Ito_orc
さん
ピアノ20年ほど習ってました・・・

ミルキー
さん
自分では楽器は演奏でません。・・・

ユウさん
はじめましてユウです。ピアノ・・・

4/26sat.
ディスカ
ヴァ・・・
30年以上に渡り音楽を通じた・・・(Nobue Kanekawaさん)

【来日4
0周年記
念】ミシ
ェル・・・
現代フランスを代表する巨匠ピ・・・(Ito_orcさん)

シャルル
さんのお
墓参り
令和5年2月20日にシャル・・・(歌の翼さん)

日本の自動車ジャーナリストで最も重要な一人である小林彰太郎氏は、「もしこれからの一生、たった1台のクルマしか持てないと告げられたら、僕は躊躇いなくランチア・ラムダを選ぶ。なかでも1926年以前の初期型ラムダがいい。そして、同じ質問を受けてロールス・ロイス・シルバーゴーストと答えたアラビアのロレンスのひそみに倣って、それに生涯乗れるだけのタイアを添えて、と付け加えるだろう。」と書いている。
私なら、今乗っているロータス・エリーゼを選ぶ。
こういう話はよくあって、もし、無人島に流されるのに一曲だけレコードを(今ならCDか)持って行けるとしたら、何を持って行くか?というヴァリエーションを読むこともある。日本の著名な音楽評論家がバッハのマタイ受難曲をあげていて、これは良い手だと思った。この曲は長いし、コーラスあり、器楽協奏曲あり、アリアあり、トリオソナタありで変化に富むので、聴き手の精神状態に合わせて曲が選べる。一曲でそうとう楽しめる。
先日、「神は妄想である」という本を読んだ。著者はリチャード・ドーキンスという進化生物学者。彼は名著「利己的な遺伝子」で大きなインパクトを与えてくれたのだが、骨の髄からのダーウィン主義者である。宗教家からケンカを売られることが多く、売られたケンカは買うタイプらしく、あちこちの宗教論争に参加しているらしい。そして、宗教を徹底的に攻撃したのがこの「神は妄想である」という本だ。全篇、宗教がいかに馬鹿馬鹿しく、有害な存在であるかを書きつづった本だ。といっても罵倒する相手は、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の3つで、仏教は相手にしていないのが仏教に親近感を持つ私にはちょっと残念だ。ケンカを読んでいるのはだんだん鬱陶しく、馬鹿馬鹿しくなり、途中から読み飛ばしてしまった。
この本でおかしかったのは、例の「無人島に一曲レコードを持って行くのなら−−」というのを書いていて、ドーキンスの選んだのがバッハのマタイ受難曲か、ベートーヴェンの14番の弦楽四重奏曲op.132というところ。宗教は嫌いでも、宗教曲は好きだ、というところがいかにもイギリスのインテリらしい。
チェロ ピアノ