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2012年03月04日 10時50分14秒
>九尾さん、こんばんは。
コメント、ありがとうございます。
>私の場合、ラフマニノフという作曲家に興味を持つきっかけになったのが、3番の協奏曲でした。
その後に交響曲第二番と交響的舞曲を聴いて、さらに好きな作曲家になりました。
うーむ…九尾さんも3番からなのですね。
私の場合、3番を聴いたのは、2番を聴いた後にだいぶ時間が経ってからのことでした。
交響曲の第2番も含めていずれも人気曲だとは思うのですが、曲の構成という点から見てもなかなか興味深いものがあるのかもしれません。
>ラフマニノフ好きの中でも、協奏曲では2番派と3番派に別れそうで、面白いですね。
そうですね、そんなこともあるかもしれませんね。
私は、3番だと第1楽章の疾走して行く感じが好きで、
2番だと、曲全体を通しての緊張感と第2楽章の静謐な印象がたまらなく好きです!
音楽なのに静謐とは不思議なものですが、あくまでも印象の上での話です。
2012年03月04日 22時20分36秒
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今日はとても陽気が良く、気持ちの良い3月の始まりということで、私のむかし語りをさらに続けてみよう。
今回は、音楽と○○という話題。
はてさて一体どんな話題が飛び出すことやら…。
私が何かにとり憑かれたかのように弦楽器がとてもとても恋しいものとなり、
不安なんてまるでそっちのけで、バイオリンを習い始めてしまった7年ほど前のこと。
その頃の私は、どういうわけかオーケストラ作品をほとんど聴かなくなっていて、ソロの器楽曲や室内楽ばかりに興味を持ち始めていた。
寒い冬の夜、それまでほとんど足を踏み入れることがなかった浜離宮朝日ホールや津田ホール、かつてのカザルスホールなどへ出かけてみては、
数少ない楽器から生み出される思いのほか豊かな響きに驚き、ひとしきり満足をして…
その帰りに見た街の風景がむしろ優しく見えて、今となっては妙に懐かしい。
去年の春の大惨事があったことはまだ記憶に新しく、心痛む思いは今でも生々しいけれども、その当時、夜の東京の街は今よりもう少し活気があったような気がする。
現在とは違う勤め先に、ジャズをアナログレコードで蒐集しては聴くという同僚がいた。
仕事の上ではあまり接する機会はなかったけれども、
私がクラシックファンであることをどこかで聞きつけたらしく、突然、という感じであるとき話しかけられた。
「ねぇ、ねぇ。ラフマニノフの3番て、イイよねぇ…知ってる?」
「3番て、ピアノのほうのこと?」
「そうそう。あの曲が弾ける人ってそれだけでスゴイと思っちゃうよねー」
クラシックを聴くのは、ほとんどこの曲だけ、というくらいにラフマニノフの3番が好きだという彼は、その思い入れをしばらくの間熱く語っていた。
私は3番よりも2番のほうが好きだし、2番こそまさに私をクラシック音楽の世界に誘った忘れられない一曲でもあるのだけれど、
そんなことは言えないまま、私は黙って彼の話に耳を傾けていた。
さて、ラフマニノフの3番と言えば、映画「シャイン」。
音楽と人生、これをテーマとして作られた映画の中でも私が観た限りではこれが一番の傑作だと思う。
と言っても、これまでに観たのはほかに、「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」、「ミュージック・オブ・ハート」、「海の上のピアニスト」くらいしか記憶にないけれども…。
作曲家を主人公とした映画もある程度の数、作られてはいると思うが、いかんせん真実から遠のいてしまうというか、余計な先入観を持たされてしまうような気がして、その類のものは極力観ないようにしている。
音楽と映画は(どっちを先に書いてもいいとは思うが)、言うまでもなく切っても切れない間柄になっていて、テーマとして扱われてはいなくても、
単純に曲の使い方が上手いなと思ったのは、「追憶」、「イル・ポスティーノ」、アニメ版「時をかける少女」などが思い浮かぶ。
特に「時をかける少女」の場合、バッハのゴールドベルク変奏曲をバックに印象的なシーンが何度か挟まれていて、この映画を話題にしたら新たに別の記事が書けそうになるけれど割愛。
ゴールドベルク変奏曲と言えば、ひょっとしたらクラシックファンならずともグレン・グールドの名がすぐさま思い浮かぶのかもしれない。
けれども私はもともと演奏家にあまりこだわらない性質でもあるし、ピアノという楽器にもさほど強い思い入れはないので、
この演奏家の名も実は、ジャズファンである同僚から初めて聞いたのだった。
彼は、片田舎と言ってもいいくらいに勤務先からかなり離れた所で年老いた父と二人だけで暮らしているのだといつだったか話をしていた。
休みの日でもほとんど外出したりすることはなく、好きな音楽を聴いている時だけが唯一の落ち着ける時間なんだとも…
今はどこで何をしているのか、お互いにまるで知らない間柄とはなってしまったが、とてもユニークな性格と楽しい話題の持ち主で、私は彼に一目おいていた。
私は彼に一度だけ、ラフマニノフの2番と3番が入ったCDを渡して聴いてもらったことがある。
けれども彼は、やっぱり3番がお気に入りなんだと話し、そしてまた3番の傑作ぶりを夢中になって私に聞かせるのだった。
作曲家 交響曲 ヴァイオリン(バイオリン) チェロ 室内楽