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今日は東京大空襲、明日は東日本大地震…忘れてはいけない日ですね。
昨年は、私の身にもMegaquake=大地震がありました。
4年前に東池袋の六ツ又交差点に捨てられていたの1匹の猫を保護し、我が家に来てたった3年、近所の音大でも有名なアイドル猫だったポッポの悲しい交通事故、それに夏には私のまだ若い従姉妹の悲しい自殺の知らせ、両親の病気…
悲しい思いをたくさんしました。
そんなときには、ピアノを触ろうなんて気持ちはおきなかったです。美しいメロディーなど頭の中に浮かんできませんでしたね。
…というわけで、私も3.11を境に価値観が大きく変わりましたね。
より一層、クラシック音楽の世界が非現実の世界、憧れでめあり、幸せだと感じています。
その一部ツールとして、こちらのSNSがあると思い、マイペースでお邪魔している次第です。
analog_maさんのお気持ちはお察しします。
寒くて辛い冬の後には必ず暖かい春が来ます。
音楽の力を頼りに、季節が巡ってくるのをひたすら待ちましょうね。
2012年03月10日 19時08分22秒
>in white♪さん、こんばんは。
最近、週末になると寒くなりますね…。
>今日は東京大空襲、明日は東日本大地震…忘れてはいけない日ですね。
そう思います。
この国で生まれ、暮らす者にとっては、次世代に受け継ぐべき日が昨年新たに加わったのだと。大切な一日ですね。
感傷だけでは、人を助けることはできませんから。
>悲しい思いをたくさんしました。
そんなときには、ピアノを触ろうなんて気持ちはおきなかったです。美しいメロディーなど頭の中に浮かんできませんでしたね。
言われてみて気がついたのですが、たしかに私もそうでした。
もう一生、楽器なんてやらない!
そう思い込んでいたはずが、近頃キーボードを購入しました。
音は機械的ですが、和声の勉強に鍵盤楽器は欠かせないな…と思いまして。
>より一層、クラシック音楽の世界が非現実の世界、憧れでもあり、幸せだと感じています。
そうですか。
その幸せを伝える努力をin white♪さんも是非、続けてください。
私は、音楽は日常生活の延長線上にはあります。
自分自身とは切り離したくないのでしょうね^^;
>寒くて辛い冬の後には必ず暖かい春が来ます。
音楽の力を頼りに、季節が巡ってくるのをひたすら待ちましょうね。
まだケータイからのアクセスでしょうか。
とても気持ちのこもった長いコメント、ありがとうございました。
立て続けに困惑することはありましたが、私はいたってマイペースに記事をしたためています。
でもこれも一つの区切りです。
ようやくスタート地点にまた戻ったのだと今は思っています。
2012年03月10日 21時53分17秒
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この一年の間に、私は音楽の聴き方がそれまでとは明らかに変わったように思う。
いや、正確に言うのであれば、意識的に変えようとしている。それが思うようにいっているのかどうかは、まだ自分では分からないけれども。
音楽から受け止められる感覚的なものをできるだけ押し殺して、もっとより深いところまで理解できるようになりたいと思うようになった。
誰かの言葉を鵜呑みにするのでもなく、
自分の感性と理性というフィルターを通して
作った人の思い、演奏する人の思いを汲み取れるようにと…。
なんだかんだと言っても、私は恵まれていると感じられる方もおられるだろう。
様々な理由があって、弾きたくても弾けない人。
聴きたくても聴けない人は、きっとたくさんいるに違いない。
ただ、自分と誰かを比較したところで、得られるものが多いとは限らないし、私はもともと溺れてしまいがちな性格であることを知っているからだ。
それで図書館に通っては本を読んでみたり、昔に買って転居の際にしまい込んでしまった音楽理論の本などを引っ張りだしてみては改めて勉強をするようになった。
震災の被害を知って、自分の非力さを身に沁みて感じたからこそ今自分にできることを、それが誰かの役に立つのかどうか分からないことであっても、ともかく始めてみようと思った。
そのきっかけを与えてくれたのが、去年の4月に初めて訪れた東京楽友協会のオーケストラの第90回目の記念演奏会だった。
4月に入っても、断続的に大小の規模の余震は続いていたので、もしかしたら中止になってしまうかもしれないと思った。
人が多く集まる所での災害は、被害も大きくなってしまうし、団員の方々がふだん通りに練習ができているのかどうかも気がかりだった。
運営する側にもきっと、迷いはあったのではないだろうか。
けれども、それらはすべて杞憂に終わった。
予め申込みをしていた招待状のメールが届いた時には、不謹慎だったかもしれないが、心が沸き立つ感じがした。
演奏会の当日。
客席は満員に埋まっていて、もうすでに何度も通っている馴染みのあるホールが、なぜかいつもと違う景色に見えた。
薄めの上着を着ていればちょうど良い、暖かく穏やかな晴天の日曜日で、私はただそれだけのことでとても明るい気持ちになれた。
プログラムの一曲目。
その時に初めて耳にした曲だったけれども、私は居心地の悪さを感じることもなく、穏やかな心持ちはさらに高まっていった。
背負い込んでいたものがすーっと解きほぐされるかのように…。
そして二曲目。
私にとってみれば思い入れの強い曲であったにも関わらず、団員の方々の高い集中力に感じ入っていたのか、リラックスした感覚は終曲を迎えるまで続き、私は思わずこみ上げるものを抑え切れずにいた。
演奏の最中に、やはり小さな余震が起きて、ホール全体が少しの間揺れていた。
揺れを感じた瞬間に、私は少しビクッとしたけれど、舞台の上では相変わらずの高い集中力で、何事もなかったかのように演奏は途切れることもなく続く。
周囲を見渡してみれば、誰もが真剣な面持ちで聴き入っていた。
その時の光景を私はとても美しく、そして本当に幸せなことなんだと思った。
それを知ってしまった私には、もう音楽から離れてしまうことはきっと出来ない。
と同時に、感動を分け与えてくれたことに感謝する気持ちも忘れてはならない。
言葉を交わすことなどなくとも、生きる力を与えてくれたことに対して。
改めて、去年の震災による被害に合われた方々にご冥福と心からのお見舞いを申し上げます。
了
作曲家 交響曲 ヴァイオリン(バイオリン) チェロ 室内楽