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大上段に構えていながら、お茶を濁す。
そんな音楽を認めることはできません…。
誰もが完璧主義である必要はありませんが、その道は決して楽なものではないからです。
その潔い生き方に敬意を覚えながらも、私がもっとも苦手としている
グレン・グールドの弾くブラームスをお聴きください。
http://www.youtube.com/watch?v=e3iQa7EtEmc
スカイツリーの開業が間近に迫っていますが、今でも私は本当に必要だったのかと疑問に感じます。
もはや消え去ってしまうのではと思われる下町情緒に拍車をかけてしまうのではないかと。
地元の経済効果は、測り知れないものがあるのでしょうが。
古くともかけがえのないものを愛し、そして本当に価値あるものを
見出したいとの思いから“analog_ma”と名乗ることにしました。
「彼の音楽、彼の生き方を深く知ろうとすればするほど、両手に掴んだ砂が、手のひらの間からこぼれ落ちてしまうことだろう。
しかし、彼の音楽が、この世界を正しい方向へ導いたことは間違いのないことである。」
これは、『グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独』というドキュメンタリー映画のラストで、彼の友人が彼にあてた言葉です。
私の記憶違いであれば、ご指摘ください。
若き日の彼は、自己顕示欲の塊であったかもしれません。
けれどもこれもまた、一つの願いです。
作曲家 交響曲 ヴァイオリン(バイオリン) チェロ 室内楽