小原　なお美さんのブログ（日記）〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

面白い試みですが、音楽と言えるのか個人的には疑問です。

そういえば、立ちのぼる煙をそのまま楽譜にして演奏する、というのもあるみたいですね。
詳しい事は忘れたのですが、確かクセナキスの作品だったと思います。

私も「面白いけれど，音楽ではない。」と思っています。
どこで読んだのか，忘れましたが．サミュエル・バーバーは「現代音楽だからと新しいことすることはない，音楽は美しければいい。」といったそうですが，それに同感です。

バーバーの言葉、私も同感です。

新しくなければいけないとは思わないし、新しくても、例えばワーグナーやドビュッシーは、ちゃんと聴き手に伝わる作品を書いていますし、セリーでも美しい音楽はありますしね。

「タドポールミュージック」のような作品、好き嫌いはともかく、音楽というより「音で遊んでいる」という方がふさわしい気がします。

どこからが，音楽かそうでないかという線引きも難しいですけど，私はとりあえず
「自分が美しいと思ったら音楽。そうでなかったら，音楽のお遊びor冗談。」
と思うことにしています。