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新国立劇場！

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超・久しぶりにオペラを観に行きました。
アンドレア・シェニエ、です。

イタリア語だけど内容はフランス革命の内容です。

最近はモダンな演出が多いオペラ、もれなく今回もモダンな演出でした。でも、衣装はクラシカルで、とても観やすかったです。実はクラシカル好きなのです・・・。

それにしても、毎回思うのですが、日本人のオペラ歌手さん、やはり新国立劇場に出るくらいになると「すごい！」と思うのですが。

今回は日本人オンリーの配役ではなく、タイトルロール初め、主役級の3名は外国の歌手さん。

体格も大きいし、声もすごい。

最近の日本人は体格も西洋風になってきて、声も劣らないのだけど、一緒に歌っていると、どうしてだか高音部の途中あたりからすごい勢いで違いが・・・？？
深みというのかな？

・・・・やっぱり胴周りの違いでしょうか？

そうそう、私は社会人になってから合唱団に入ったのですが、いずれもアルトだったんですね。
出ない低い音を無理して出したので、2回ほど喉を潰していますが。（若気の至りっていう感じでしょうか）
そんな時に、イタリア人の指揮者の先生にレッスンを受けた時。アルトな曲を持ってきた私に一言
「ノー！アナタはドウカンガエテモ、ソプラノ！」

日本の、アルトがいつも少ない合唱団で、指揮者の先生から「アルト以外考えられない」とまで言われていた私にはショックでしばらく悩みました。

その後、しばらくしてから、別のソロレッスンへ行ったら、そこの先生から初めて
日本ではこの音色はメゾとソプラノで悩むかもしれない。私なら、オペラの演目や、演出、その他の配役によって決めると思うけれど、ソプラノとして勉強してみては。間違ってもアルトではない。

と言われましたね。

・・・確かに、ヴェルディのアズチェーナのアリアなんかは、お教室の中で歌う分には迫力満点なのですが、海外公演で聞いたりしたら「申し訳ありません」な気持ちになりますからね（＾＾；

人体の不思議、な芸術の秋なのでした。

次は師匠がガストン子爵で出ちゃう椿姫かなぁ・・・

　ソプラノ　オペラ∩声楽曲

日付：2010年11月25日

9件のコメント

このブログ（日記）へのコメント

Shigeru Kan-no

こっちの人は支えからして違います。まず基本となる骨が太いのですね。体重も違いますから筋肉の量も全然違います。それで声を出しますから日本人と拡散が凄いのですね。身長2mの女性もよくいますよ。

2010年11月25日 19時04分02秒

Mariaさん

私のチェコ人のお友達も2mくらいあり、小柄な日本人女性と同じくらいの登山リュックを背負えます(^ ^)
体力もあり、タフです。

バレエやピアノの人の話でも似たような話をよく聞きますよね。
欧米の人とは体格からして違うから、と。
でもそれを言ったら元も子もないし、きっと日本人ならではの繊細さを活かせる道があると思うんです。
いや、あったらいいな～σ(^_^;)
私もピアノでいくら指を開いても届かないことがあり、悔しいことがあるのです。
後半は自分への言い聞かせみたくなってしまいました。
すみません…m(_ _)m

2010年11月25日 20時03分21秒

Mariaさん、初めまして。

オペラアリアを歌われるのですねー。すごいです。
私はアリアを歌える声ができるまでまだまだ何年もかかりそうです。

私の声楽の先生は小さい体ですが豊かなパワフルな声で歌われるソプラノ歌手です。
体の大きさに関わらず声に豊かさであったり深みのある声は出せるんじゃないかと私は自分の先生を見て思いました。

外国人の歌うオペラを生で見たことがないのでほとんど私の願望ですが。

2010年11月26日 00時21分42秒

Shigeru Kan-no

こっちの人はちょっとぐらいで疲れたとかひ弱なこと言わないですね。

イタリアものだと毎日オペラの本番に出ている人も頻繁にいます。全然声が疲れないのですね。物凄い体力と発声法です。

2010年11月26日 00時22分54秒

Maria

Shigeru Kan-noさま

にっ、２ｍ！！！！
私より３８㎝も高いんですね（＾＾；
この３年間でにょきりと２㎝身長が伸びて嬉しかったのですが・・・
ミスコンテストなどでもそうですけど、外国の人は胴周りが丸くて、どちらかというと平べったい日本人と並んだら立体感が違いますよね。
お腹周りは頑張れば太れますが、骨ばかりは太らせられないですねぇ・・・骨密度なら２０歳なのですが（笑）

2010年11月26日 13時18分36秒

Maria

えまーるさま

２ｍは圧巻だと思います（＾＾；

昔、ミスユニ○ースを受けた友達が、ただでさえ大きい（１７０センチ以上）のに、世界に出たらちっこかった！と衝撃を受けて帰ってきました。
しかも胴周りが丸いので同じデザインのドレスを着ても立体感が違う、と（汗）
バレエは、女性だと小柄な方もいらっしゃるみたいですけれど、バネが違いますね・・・
でも、吉田都さんのような方もいらっしゃるわけで、通用しないわけではないはず！
と、私も言い聞かせています（＾＾）

2010年11月26日 13時22分45秒

Maria

revさま

はじめまして。コメント、ありがとうございます！
確かに、世界でも通用する日本人の歌手さんは意外にも（失礼な・・・）いらっしゃいますよね。
ちょっと昔なら、テノールの市原多朗さんや、ソプラノの林康子さん、でしょうか。お二方は日本人らしい身長ですし（失礼発言）、市原多朗さんなどは比較的オペラ歌手さんとしては普通にスリム系でした（再度失礼発言）
実際は私の先生２人がそれぞれの歌手さんとお知り合いなのですが、タフさは日本人離れしているけれど、日本人の繊細さも大切にされているそうです。

私は、日記のとおり、２度も喉を潰してしまったり、途中でボイスチェンジがあったりで、もう駄目だと思う事もありましたが、どうにかオペラアリアも歌えるようになりましたから、ちゃんと歌えるようになると思います。・・・無茶はしない方が良いですけれど（＾＾；

お互いに頑張りましょう♪

2010年11月26日 13時34分28秒

Maria

Shigeru Kan-noさま

再度失礼します＾＾
ひ弱・・・ではオペラはやっていけませんよね。
そういえば日本人はもともと農耕民族で、飢饉があったりするといつ食べられるか分からない、ということで、あまり食べなくても生きていけるように体が作られているそうですね。（そうなのに、最近の食生活が欧米化しすぎて、もともと食べなくて済む体に沢山の栄養が入り過ぎてメタボになりやすいとか・・・）
そのあたりなのでしょうか、あの胴の丸みの違いは（＾＾；

2010年11月26日 13時42分25秒

Shigeru Kan-no

仏教の影響で草食だったのも原因のひとつでしょう。魚は食べていたようですが、動物の肉で無いと体力が付きませんね。飢餓はもちろんどこにもありました。差から中国人は日本人以上に何でも食べようと努力したそうです。今でも猫や犬を食べるのはその名残のようです。

でもそれよりも以前に遺伝子の違いは明白なので大きな体にはなれないのでしょう。西洋の芸術は結局西洋人に有利にできているのですね。例えばピアノの鍵盤の幅やラッパの吹く圧力などでしょう。

2010年11月26日 18時03分10秒

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