Mariaさんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

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残念だけれど

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今回の震災、もう言葉もない状況です。
自然の前に人間は無力です。

とても大好きな友人が二人、仙台にいました。
何度か遊びに行ったあの場所が、真っ黒な津波に飲まれていく様は見ていて痛ましかったです。
でも、目をそむける事もできなかった。

私は東京にいたので、震度5強程度で済みました。
帰宅難民になったので、職場で一晩すごしましたが、あの段階では、人間は緊張しているからどうってこともありません。

でも、2,3日してからでしょうか。
今も続いていますが、常に自分が揺れている感覚があって、気分が悪いです。
それでも、水も電気もある環境で、被災地の人を思ったら贅沢なものです。

そして、残念なことに、5月1日に予定していた発表会、欠場にしました。発表会自体は公演予定なのですが。

実は、私の声楽の先生、そして今回お願いしていたピアニストさんのお2人ともが福島出身なのです。
お二人とも東京で活動しているので無事ではありますし、家族も元気とのことですが、家が色々あって避難をしたりしなくてはならない。
そんな訳で、レッスンは当分お休み。

5月に向けて練習していた曲は自習室でちょこちょこやっていれば良い様な曲ではないし、ピアニストさんがつかまらない今、どうにもならない。声もやっと出てくるように調整が出来かかっていたところでのお休みで、どうなるやら。
いくらアマチュアといっても酷い声を発表会で披露するのは私には耐えられない。
それならば、欠場するしかありません。人間、引き際は大切ですから。

そして、さらには天災のせいで、と言うけれど、個人的には人災な原発問題もありますね。
私は昔、東海村の臨界事故にたまたま携わったので、過剰に反応しすぎるのかもしれないけれど、一番精神的に辛い。
原爆で放射能の怖さを知っているはずの日本が、今度は原発で放射能汚染に手をこまねいている。あまりに怖さを知らなさすぎる様な気がします。
外国の人が自国に帰国して、過剰反応だと言う人がいるけれど、私はそうは思わない。
もし、私が海外でそんな目に遭ったら、どんなにその国が好きでも帰国します。

まぁ、それはさておき、仙台の2人とはこの間、連絡が取れました。
「神に感謝」
ただ、それしか思い浮かばなかったです。

まぁー、そんな訳で、声楽はぼちぼちと・・・
早く復活したいなぁ。

 ソプラノ オペラ∩声楽曲


日付:2011年03月22日

6件のコメント

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このブログ(日記)へのコメント

シャルル

師匠のご家族が被災地の方でしたか。
大変でしたね。
私の仕事関係者も、故郷が宮古の人がいて、
「家は大丈夫だったけど親の店が破壊された」
といってました。

歌会も、余震や放射能の影響などを考慮して延期にしましたが、事態が落ち着いたら開催しようと思っています。
その節は、練習会気分でご参加ください。

その前に純粋に練習するプレ歌会でもやりますか?

2011年03月22日 22時33分54秒

九尾

こんばんわ。

ご友人と連絡が取れたとのこと、良かったです。

震災から一週間以上、心が落ち着きませんでした。
ある精神科の医者が、「例え被災していなくても、あれだけの映像を見たら日本人なら精神的ショックを受けてしまって当然」と言っていました。

早く日常が戻ってくるといいですね。

2011年03月28日 18時14分40秒

Maria

シャルルさま

こんにちはー!
コメントありがとうございます。
最近、ニュースでちらほら病名の出ていた「地震酔い」が酷くて、柄にもなく平日夜と土日はずっと寝込んでました。
歌会、残念でしたねぇ・・・
確かに放射能汚染は目に見えないだけに怖いですよね。
プレ歌会、練習バージョン、したいですね。
カーサも行けていません(;−;)←まぁ、年度末ですからね(汗)

2011年03月30日 15時08分41秒

Maria

九尾さま

コメント、ありがとうございます!
震度5強という地震自体、あまりなかったですから、ビックリでしたね。
夜中にあった長野の地震では、友人が松本に住んでいるので、即効メールを送りました。そうしないと圏外になって送ることができないので・・・。
仙台の友人たちは幸いにもライフラインはまだ厳しいとはいえ、不思議と携帯メールが繋がったので、ラッキーでした。電池を食わないようにしないといけませんけれど・・・
帰宅難民になった人は、恐らくテレビにくぎ付け、何度もあの映像を見てしまったら、やはり精神的なショックは大きいでしょうね。
スマトラの時に、海外でものすごい映像を見ていたので、人よりはショックが少ないように感じた私ですが、やはり自国での事、また知合いもいる土地、実際に遊びに行った所、となるとまた別でしたね。

ここ2週間は何もする気がおきませんでしたが、少しずつ、経済の活性化も兼ねて(^^)活動を再開しようという気になっています。

無理せず、それでも日常が少しでも戻ると良いですね。

2011年03月30日 15時23分05秒

hiro

イタリアのパウロ二世が
こどもたちの質問で
「どうしてあのような災害が起こったのですか」

に対して
「わたしにも分かりません。
しかしわたしが言える事は
神様はそれでもいつもあなたと共におられる
ということです。」

といわれたことに感動を覚えました。
http://www.asahi.com/international/update/0423/TKY...

2011年04月26日 14時28分21秒

Maria

hiroさま

コメント、ありがとうございますm(._.)m
ローマ法王のメッセージですね。私も読みました。(一応カトリック信者なので(^-^;)
誰もが、何故、どうして、と思います。世界中で、震災だけでなく、戦争や事故など、皆がそう思うと思います。
日常が突然、ですから、時が止まったように感じる人もいます。
実際は時は止まりませんから、自問を繰り返しつつ、自らの弱さも一緒に、前に進むしかないのだな〜、と思ったりします。
そんな中、やはり音楽があるとやはり良いな、と思います。
またよろしくお願いします♪

2011年04月26日 22時50分04秒

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